Brian Blade

Jazz Drummers of Today
現代ジャズドラマー列伝

Brian Blade / ブライアン・ブレイド / No,015

ブライアン・ブレイドのライフワークは、現代ジャズのランドマーク!
Brian Braid’s life’s work is a landmark of contemporary jazz!

Brian Blade & The Fellowship Band / Landmarks / 2014
ブライアン・ブレイド&ザ・フェローシッピ・バンド / ランドマークス

Drums, Producer – Brian Blade
Alto Saxophone, Bass Clarinet – Myron Walden
Soprano &Tenor Saxophone – Melvin Butler
Bass – Chris Thomas
Guitar – Jeff Parker (Tracks: 7, 9), Marvin Sewell (Tracks: 3, 4, 5, 7, 9)
Piano, Mellotron, Organ, Producer – Jon Cowherd

さて本日は、現代ジャズドラマー列伝 ≪ ブライアン・ブレイド ≫ に戻って第15弾。
ブライアン・ブレイドのライフ・ワークとも言えるザ・フェローシッピ・バンド6年ぶりのシリーズ第4作目、2014年リリース作品。

アメリカを象徴する音楽、ゴスペル、ブルース、フォーク、カントリーなど “Landmark” を結ぶ音楽という意味合いらしいけど、コミュニティやアメリカの風土や歴史、連帯や挫折や悲しみや喜びといったものが感じられる音楽だ。

そのどっしりとしたアンサンブルからは、
アメリカ物語といった大河ドラマのサウンドトラックであるかのようなストーリーと、感情の起伏といったものが感じられ、サウンド・スケープと呼ぶにふさわしいものだ。

楽曲の作品性(コンセプト、世界観や空気感、ストーリー性や、アンサンブルに力点が移ってきた音楽)に重きを置くジャズ。

その新たな潮流の中心的存在とも言えるザ・フェローシッピ・バンドの作品は、
まさしく “Landmarks” なのかもしれない。

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