Rob Turner

Jazz Drummers of Today
現代ジャズドラマー列伝

Rob Turner / ロブ・ターナー / No,003

それぞれの個性がより鮮明に結実し、トリオとして進化した作品!
The work evolved as a trio, with each individuality coming to fruition more clearly!

Gogo Penguin / A Humdtum Star / 2018
ゴーゴー・ペンギン / ア・ハムドラム・スター

Piano – Chris Illingworth
Bass – Nick Blacka
Drums – Rob Turner

今週は、現代ジャズドラマー列伝 ≪ ロブ・ターナーの巻 ≫ 第3弾からスタート!
2018年のゴーゴー・ペンギン、ブルーノート移籍2枚目。
ブルーノート移籍後も乗りに乗ってるゴーゴー・ペンギン。

よりポップになった感も強いけど、
音像の生々しさ、プリミティヴな迫力は増し増しで、
エッジの際きわを駆け抜ける疾走感、どこをとっても切れ味抜群だ。

腰の低く強靱なベース、そしてなんといっても圧倒的なターナーのドラミング。
3人の完璧なアンサンブル、音の粒立ち、空間の深さもより凄みを増している。
特にブルーノート移籍後の2作で、3人の個性が顕著に火花を散らしていて、
トリオとして進化しているのを感じる。

ジャズ、クラシック音楽をベースにしながらも、
ミニマルなポストロック・エレクトロニカ。
耽美的でありながらも原始、構築感極まりないのに即興的。
壮大で深遠な宇宙とクラブ・ミュージックを一気につなぐその才能は、3人の独壇場。

Rob Turner / ロブ・ターナー
– UKマンチェスター出身 –

マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックでジャズパフォーマンスを学び、2009年に結成されたピアノ・トリオ “GoGo Penguin” の初代ドラマーとして2021年まで活動。
“GoGo Penguin”は、ジャズ、クラシック、エレクトロニカ、ロックなどの要素を融合させた独特なサウンドで知られ、即興演奏と洗練されたアレンジが特徴であり、クラシック音楽やヒップホップの影響も感じられる独自の音楽スタイルで注目を浴びる。
ロブの独自のドラミングスタイルと緻密なリズムセクションのプレイ、テクニカルなドラムパフォーマンスと音楽的なセンスは、バンドのサウンドの重要な要素。マシンライクな精密なグルーヴと緻密なリズムトリック、メタリックな音色が持ち味。
↑ ロブ・ターナーに関しての個人情報はあまりなくてBioなど詳しい方いたら情報ください。よろしくお願いいたします。

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