Jeff "Tain" Watts

Jazz Drummers of Today
現代ジャズドラマー列伝

Jeff “Tain” Watts / ジェフ・テイン・ワッツ / No,009 / 週末コンフォート

ラッセル・マローンの創りだすメロウ空間に酔いしれる。
The mellow space created by Russell Malone is intoxicating.

Russell Malone / Heartstrings / 2001
ラッセル・マローン / ハートストリングス

Guitar – Russell Malone
Bass – Christian McBride
Drums – Jeff “Tain” Watts
Piano – Kenny Barron

リラックスをテーマに週末コンフォート。

本日は、ラッセル・マローンの2001年のアルバム。
& ≪ 現代ジャズドラマー列伝・ジェフ・テイン・ワッツの巻 ≫ 第9弾。

ラッセル・マローンのギターの魅力。
たたみ掛けるフレーズでもハイテクでもなく、
そのギター音色の うっとりするような美しさにある。

繊細極まりないその技にシビれる。
メロウなひとときをどうぞ。

みなさま、よき週末を。

Jeff “Tain” Watts/ジェフ・テイン・ワッツ
– 1960年ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ –

“Tain/テイン” は、ケニー・カークランドから付けられたニックネーム。
バークリー音楽大学でブランフォード・マルサリスと出会い1981年にウィントン・マルサリス・カルテットに参加し華々しくデビュー。
それまでの職人的なジャズ・ドラマーと違い、あらゆるジャンルのプレイが可能な先駆け的ドラマー。
幼い頃からロック、ファンク、ブルースなど様々な音楽を聴いて育ちクラシックやジャズをベーシックな基礎として学んで育った世代の筆頭。
爆発的なパワーとスピード、そして複雑なリズムのマスターであり変幻自在のドラミングが可能。
比類のないテクニック、うねるようなスイング感、希有なエレガンスがもたらす表現力は多彩かつ優雅で、ジャズの革新者と賞賛される現役世代最高のドラマー。

RELATED POST