Ulysses Owens Jr.

Jazz Drummers of Today
現代ジャズドラマー列伝

Ulysses Owens Jr./ ユリシーズ・オーウェンズ・ジュニア/ No,006

第58回グラミー賞・インプロヴァイズド・ジャズ・ソロ賞、ウィナー獲得!
58th Grammy Awards, Best Improvised Jazz Solo, Winner!

Christian McBride Trio / Live at the Village Vanguard / 2015年
クリスチャン・マクブライド・トリオ / ライブ・アット・ザ・ビレッジ・ヴァンガード

Bass – Christian McBride
Piano – Christian Sands
Drums – Ulysses Owens Jr.

はい、きょうは現代ジャズドラマー列伝《 ユリシーズ・オーウェンズJr.の巻 》にもどって、第6段。
このトリオでの前作が2013年でこちらは2015年。
2年間のキャリアを若手2人に積ませて、伝説のビレッジ・ヴァンガードでの満を持してのライブ盤ということになる。

もうね、悪いワケがない。
ご機嫌アルバム請負人クリスチャン・マクブライド。
どえらい存在感のソロで挨拶代わり、1曲目から飛ばす。

次は、ピアノ&ドラムに見せ場のJ.J. ジョンソン “Interlude” 。
クリスチャン・サンズの曲を挟んで熱狂の “cherokee” 。
この曲で、マクブライドは、58回グラミー賞・インプロヴァイズド・ジャズ・ソロ賞ウィナーを獲得している。

マクブライドのトリオの特長はなんといっても溢れるエナジーというか、
この活気と活力、楽しさだと思う。

幾多の伝説を生みだしてきたライブ・ハウス、ビレッジ・ヴァンガード。
集まるお客さんを、最もよろこばせるプログラムがこのトリオではないだろうか。
会場はもちろんノリノリで、羨ましいことこの上ない。

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