Bass player's albums

Morten Haxholm Quartet / Vestigium / 2018
モルテン・ハクスホルム / ベスティジウム / No.3244

同メンバーでの録音も3作目となり、いよいよチームワークも堅固なハクスホルム・カルテット、絶好調。
This is the third recording with the same members, and the Huxhorn Quartet is in top form with solid teamwork.

ジョナサン・クライスバーグもアリ・ホーニグも、カオで弾き、カオで叩く最高〜!
みんな、たのしそうだ〜!

Morten Haxholm Quartet / Vestigium / 2018

Bass – Morten Haxholm
Guitar – Jonathan Kreisberg
Drums – Ari Hoenig
Piano – Nikolaj Hess
Sax – Frederick Menzies (Tracks: 2,4,6)
All compositions by Morten Haxholm
(Except: 01 by Haxholm/Kreisberg, 03 by John Coltrane & 08 by Arthur Altman)
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

デンマークで活躍するベーシスト、モルテン・ハクスホルムのアルバムをもう1枚。
こちらは2018年のアルバムで、昨日紹介の ” Equilibrium ” と同じメンバー(同メンバーで、2014年にも1枚リリースしている)での録音だ。

14年のアルバムからカルテットの4人は、ベースのハクスホルム本人とギターのジョナサン・クライスバーグ、ドラムスのアリ・ホーニグにピアノのニコライ・ヘスとなって、メンバーだったサックスのフレデリック・メンジーズは、今回3曲のゲスト出演となっている。

曲の主幹をなすのがやはりクライスバーグのギターで、それに寄り添うピアノのニコライ・ヘスもいい感じ。
もちろんホーニグのドラムも相変わらず気持ちいいし、ハクスホルムのこのメンバーでの演奏がすっかりなじんできている安定感というか信頼関係みたいなものを感じさせる。

1曲目はハクスホルムとクライスバーグの共作、ピアノとギターのテーマにいきなりテンションあがる。
そして2曲目は変拍子のタイトル・ナンバー。そして3曲目コルトレーンのバラードをしっとり。

それ以降もご機嫌は続く。
今回4ビートも多くてそれが心地よさの一因かな、ホーニングのシンバルがじつに気持ちいいし、ときよりニヤリとさせるようなプレイにうれしくなる。
少々地味目なリーダーのハクスホルムもバラードではソロを披露。
3曲参加のメンジーズも以前よりも思い切って鳴らしてる感じで好印象。

3作目となり、いよいよチームワークも堅固なハクスホルム・カルテット、絶好調。

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