Pianist and Keyboard player's albums

Kurt Rosenwinkel & Jean-Paul Brodbeck / The Chopin Project / 2022
カート・ローゼンウィンケル & ジャン・ポール・ブロードベック/ ザ・ショパン・プロジェクト / No.4100

カート・ローゼンウィンケルが、美しくも優雅に弾きまくるショパン!
Kurt Rosenwinkel plays Chopin beautifully and gracefully!

Kurt Rosenwinkel & Jean-Paul Brodbeck / The Chopin Project / 2022

Guitar – Kurt Rosenwinkel
Piano – Jean-Paul Brodbeck
Bass – Lukas Traxel
Drums – Jorge Rossy
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

きょうは、ひさびさカート・ローゼンウィンケルの新譜の紹介。

タイトル “ ザ・ショパン・プロジェクト ” からも分かるとおり、
このアルバムは、まるごとショパン曲集となっている。

スイスの人気ピアニスト、ジャン・ポール・ブロードベック企画なのかな。
そういえばカート・ローゼンウィンケルは在住(近い ?! そうでもないか)。

ほかのメンバーは、ベースが同じくスイスのルーカス・トラクセル。
そしてドラムが、もとブラッド・メルドー・トリオ、スペイン在住のホルヘ・ロッシだ。

ショパンの美しく、そして親しみやすい旋律。
耳なじみのある曲ばかり。

クラシックの名曲をジャズ・アレンジで演るというのは、
MJQの時代から、なじみがある。
ただ、アルバムまるごとなのはめずらしいかもしれない。

クラシックとジャズの融合、ショパンの新解釈とかいう小難しいものではなく、
これはもうスタンダード集と言える内容。

オイラ的には大好きなローゼンウィンケルが、
ショパンにのってのびのびと弾きまくって、気持ちよいことこの上ない。
ブロードベックのピアノもなかなかの聴き応え。

もう一歩、ギターとピアノがギンギンにカラムところを聴きたかったけど、
それはショパンらしくないのかな。

昨年は、ピアノ・アルバムを出してファンを驚かせたカート・ローゼンウィンケルだけど、
そろそろガチの新曲が聴きたいぞ!



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