Drummer's albums

Ernesto Cervini / Tetrahedron / 2020年
エルネスト・セルヴィニ / テトラヘドロン / No,3055

フューチャリング・ニル・フェルダー! カナダのドラマー エルネスト・セルヴィニのリーダー作。
グイグイ引っぱる正統派のコンテンポラリーを展開!

Ernesto Cervini / Tetrahedron

Drums, Producer – Ernesto Cervini
Alto Saxophone – Luis Deniz
Bass – Rich Brown
Guitar – Nir Felder
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆☆
Modern Contemporary / 本流回帰度 ☆☆☆

ニル・フェルダー関連をもう1枚。
このアルバムは、カナダのドラマー エルネスト・セルヴィニの新譜。
メンバーは、ギターにニル・フェルダーを迎え、カナダ人アルトサックス奏者ルイス・デニスと、同じくカナダ出身の実力者ベース リッチ・ブラウンというカルテットだ。

一聴、ベーシストの存在感が大きいことに気づく。
すべてエレクトリック・ベースでのプレイだけど、弾きまくるというよりグイグイ引き込むような強烈なベースライン。

1曲目、えっ!とビックリ “ Softly, As in a Morning Sunrise ” 。
サウンドは、完全に今っぽい音だけど、意外と4ビートの曲が多いことに逆に驚く。 エルネスト・セルヴィニのドラミングは意外とオーソドックスなジャズのスタイルに忠実だ。ポリリズム的な工夫も随所にみられ、おもしろい。

うねるグルーブにのって、ニル・フェルダーのギターとサックスのルイス・デニスが絡みまくる。

いやいや、意外と昨日のニル・フェルダー / IIよりもニル・フェルダーのジャズっぽいプレイを堪能できるぞ、これいいや。

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