フューチャリング・ニル・フェルダー! カナダのドラマー エルネスト・セルヴィニのリーダー作。
グイグイ引っぱる正統派のコンテンポラリーを展開!
Ernesto Cervini / Tetrahedron
Drums, Producer – Ernesto Cervini
Alto Saxophone – Luis Deniz
Bass – Rich Brown
Guitar – Nir Felder
++++++++++++++++++++++++++++++++++
JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆☆
Modern Contemporary / 本流回帰度 ☆☆☆
ニル・フェルダー関連をもう1枚。
このアルバムは、カナダのドラマー エルネスト・セルヴィニの新譜。
メンバーは、ギターにニル・フェルダーを迎え、カナダ人アルトサックス奏者ルイス・デニスと、同じくカナダ出身の実力者ベース リッチ・ブラウンというカルテットだ。
一聴、ベーシストの存在感が大きいことに気づく。
すべてエレクトリック・ベースでのプレイだけど、弾きまくるというよりグイグイ引き込むような強烈なベースライン。
1曲目、えっ!とビックリ “ Softly, As in a Morning Sunrise ” 。
サウンドは、完全に今っぽい音だけど、意外と4ビートの曲が多いことに逆に驚く。 エルネスト・セルヴィニのドラミングは意外とオーソドックスなジャズのスタイルに忠実だ。ポリリズム的な工夫も随所にみられ、おもしろい。
うねるグルーブにのって、ニル・フェルダーのギターとサックスのルイス・デニスが絡みまくる。
いやいや、意外と昨日のニル・フェルダー / IIよりもニル・フェルダーのジャズっぽいプレイを堪能できるぞ、これいいや。