Saxophon player's albums

あたし、4ビート叩いても凄いんです!クリス・デイブ第2弾

Kenny Garrett / Standard of Language  /  No.0014
ケニー・ギャレット  /  スタンダード・オブ・ランゲージ  /  2003年

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ケニー・ギャレットとの共演作3枚目。
前回紹介した「Simply Said / シンプリー・セッド」の次には、
「Happy People  /  ハッピー・ピープル」がある。

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ますます、クリス・デイブの存在感は増してるけど、
フュージョン色というかマーカス・ミラー色も強いので今回はパス。
(マーカス様ごめんなさい、マーカス・ミラー・モデルのベースまで買っておきながら、この手のひら返しをお許しを)

この Standard of Language は一言、傑作ですよ。

クリスのドラムだけではなくバンドとしてというか、
アルバムとしての完成度がムチャクチャ高い一枚、文句なし。

しかし、やはりクリス・デイブの存在は大きいと思う。
彼が叩いていなければ、ここまでのアルバムにはならなかったのでは、
と思わざるをえない。

一聴してハンパないドラミング、なんだこの自由さは!
即座にトニー・ウィリアムスのことが思い浮かぶ。

煽る煽るうたううたう。
それに対しケニーのサックスも、
ピアノのバーネル・ブラウン・ジュニアも、
凄まじいテンションを保ち続ける。
クリスがサウンドをしめているというか、
かなり全体をコントロールしていると言っても過言ではないかも。
もう、ご機嫌ですよ!

そういう意味でもクリスの存在は、
黄金のマイルス・クインテットにおけるトニー・ウィリアムスの存在に近いと感じる。

クリスは、この一枚で、
ジャズ・ドラマーとしても超一流であることを世に知らしめた。

いや〜このアルバム、正直もっと高解像度の音で聴きたいところだ。
そのうちCD入手しよ。

いま、パーソネル調べてたらプロデュースに
ケニー・ギャレットとともに
マーカス・ミラー先生のお名前がありました。
先生、あいすみません。

Kenny Garrett:Saxophone
Vernell Brown Jr.:Piano
Charnett Moffett:Bass
Chris Dave:Drums
Eric Harland:Drums( 9)


Kenny Garrett- What Is This Thing Called Love?

Standard of Language

 

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Standard of Language

  • ケニー・ギャレット
  • ジャズ
  • ¥1300
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