Dave Holland

Steve Coleman, Dave Holland / Phase Space / 1992
スティーヴ・コールマン, デイヴ・ホランド / フェイズ・スペース / No,4026
Legendary Series / Dave Holland
デイヴ・ホランド / No.004

スティーヴ・コールマンとデイヴ・ホランド、蜜月の記録。
Steve Coleman and Dave Holland, A Record of a Honeymoon.

Steve Coleman, Dave Holland / Phase Space / 1992

Alto Saxophone, Mixed By – Steve Coleman
Bass – Dave Holland
Producer – Dave Holland, Steve Coleman
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

レジェンダリー・シリーズ ≪デイヴ・ホランド編≫、
今日紹介のアルバムは、1992年のアルバム。

デイヴ・ホランドとスティーヴ・コールマンとの交流というか共演については、
以前から述べてきた。

このアルバムは、そんな2人の蜜月を表すデュオ。
もちろん、ベースとアルト・サックスのみの演奏だ。

おっかなびっくり聴いてみる(?)。
出だし、この2人はどこへ向かうのだろ〜て感じで聴いちゃうけど、
1曲目の途中で、すでに気持ちよくなり始める。

全9曲中6曲がオリジナル。
デイヴ・ホランドの強靱なグルーブは健在だけど、
激しいドラムが入らないため逆に聴きやすい。

ムードあるマル・ウォルドロンの “ ストレート・アヘッド ” あるいは、
バンキー・グリーンの “ リトルガール・アイル・ミス・ユー ” を2人らしく
どう料理してるのかも楽しめる。

高速の4ビートから、
これどういう風にカウントとったらいいんだろなリズムにほろ酔いになる曲もあり、
全く飽きさせない。

コールマンのサックス、そしてホランドのベースの引出しの多さ、
懐の深さを思い切り堪能できる。

なんだか、自分のジャズ喫茶(妄想)の朝の開店時、
いやオープン準備からこれ流したりしたら気持ちいいだろうな。
差し込む朝の光。お湯の沸く音。1人の時間(大妄想)。

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