イタリアの映画音楽の大家フィオレンツォ・カルピ作品集。
A collection of works by Fiorenzo Carpi, the great Italian film musician.

Edward Simon, Scott Colley, Clarence Penn / A Master’s Diary / 2012
Piano – Edward Simon
Bass – Scott Colley
Drums – Clarence Penn
Trumpet【Guest】 – Diego Urcola (Tracks: 1)
Composed By – Fiorenzo Carpi
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
エドワード・サイモン3発目。
このアルバムは、2012年の作品。
でもクレジット見たら2006年の録音だった。
なんか雰囲気違うなと思ったら、全曲がフィオレンツォ・カルピ作曲となっている。
フィオレンツォ・カルピ・トリビュート作品ということなのかな。
フィオレンツォ・カルピはイタリアの映画音楽の作曲家ということらしい。
知ってる曲は、少ないのだけれど、
でも、しっかりとロマンティックなメロディの原曲であるということは分かる。
そういう意味では、スタンダード曲集に近い親しみやすさがある。
スコット・コリーのベース、ウィントン・マルサリス、
小曽根真との共演でもよく知られるのドラマー クラレンス・ペンとのトリオとなれば、
ただのロマンティックであるハズはない。
流麗でロマンティックなのはもちろんだけど、思いのほかダイナミックというか、
この3人ならではの躍動感が楽しめる。
けっこうガッツリ暴れたかと思えば、しっとりと酔わせたり、
ピアノ・ソロやベースとピアノのデュオもあって飽きさせない。
オープニングのみディエゴ・ウルコラのトランペットが加わるけど、
あとはすべてトリオ演奏。
さすが実力者の3人ならではの演奏、ロマンティックが止まらない(古い…)。
↓ なんと、このメンバーでの画像が見つからない。
ということで、メンバー違いのトリオだけど貼っときます。