月曜日のブラッドメルドー

Brad Mehldau Trio / House on Hill / 2006年
ブラッド・メルドー・トリオ / ハウス・オブ・ヒル / No,2247

ホルヘ・ロッシィ、メルドー・トリオとしての最後の一枚(あとでボックスでるけど)!
さて、お休み明けは “ 月曜日のブラッド・メルドー ”  からスタート。

前回の月ブラが2004年の “ エニシング・ゴーズ ”  だったけど、“ ハウス・オブ・ヒル ”  は2年後に出た同時収録もの。


じつは、この録音を最後に、トリオからは、ドラムのホルヘ・ロッシィが抜けて新メンバー、ジェフ・バラードに替わっている。

ということで、旧メンバーでの未収録集かとも思ったけど、“ エニシング・ゴーズ ”がカヴァー曲集、そしてこちらはオリジナル集ということで、当初からリリースの予定ではあったらしい。

このアルバムからレーベルも、Warner Brothers Records からNonesuch Records へと移っているけど、移籍といってもワーナ・ブラザースのジャズ部門閉鎖にともなう系列会社への移動らしい。

しかし、気持ちの問題なのか“ エニシング・ゴーズ ”が素晴らしかった割には、こちらはなにか散漫な印象が拭えない。

散漫というか、捉えづらい構成、なにか爆発しない同じようなテンポ、曲調が続き、しかもメルドー以外の2人の見せ場がほとんどない。やはり旧メンツでの曲を残らず詰め込んだ感が拭えない。

そういう意味では、スタンダードあるいはカヴァー曲というのは、それだけで曲の流れが頭に入っているという点で、ずいぶん親しみやすいものなのかもしれない。

メルドー呼ぶところの “ 創造性に富んだ2日間 ” という内容の、密度ある内容であることに違いはないのだけど、メルドーの頭の中の興奮ほどには、凡才には刺激を感じられなかった。

もちろん心に残るフレーズや曲はあるにはあるが、
送り手と受け手の、あるいはトリオの向かう未来の、いまいちかみ合わない一枚、 “ ハウス・オブ・ヒル ” 。
ブログ再開後、いきなりのディスリすまない。

Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Melancholy / メランコリー度 ☆
Elegance / エレガント度 ☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆
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Piano – Brad Mehldau
Bass – Larry Grenadier
Drums – Jorge Rossy

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