Drummer's albums

Melismetiq / Melismetiq Live / 2020年
メリスマティック / メリスマティック・ライブ / No,3048

シャイ・マエストロ参加、ドラマー アーサー・ナテクがリーダーのカルテット “ メリスマティック ” のワイルド・サイドを聴き逃すな!

Drums – Arthur Hnatek
Trumpet – Ari Bragi Karason
Piano – Shai Maestro
Bass – Rick Rosato
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆

きょうも、引き続きシャイ・マエストロ関連でいきます。
メリスマティック(たぶん)は、ドラムのアーサー・ナテクがリーダーのカルテット。ピアノがシャイ・マエストロで、トランペット(フリューゲルも)がアリ・カラソン。そしてベースがリック・ロザートという布陣だ。

アーサー・ナテクは、

ティグラン・ハマシアンのこのアルバムで、鬼神のごときドラミングを披露してるオトコだ、ウヒョー。

じつはこのアルバムの前2017年にスタジオ録音盤がリリースされている。

ジャケット・デザインもほぼ同じ。タイトルにLive が付いただけだ。
でも、それとずいぶん印象が違うことに驚いた。

むしろ、2枚でワンセット。
A面、B面みたいに捉えた方がいいのかも知れない。
耽美サイドとワイルド・サイドがあるんですよオレ達、みたいな。

2017年の方は、ただただ美しいフリューゲル主体の楽曲にシャイ・マエストロのピアノが、神秘的な響き、幻想的な拡がり、アンニュイなニュアンスをあたえて、より深みあるアルバムを作ってるっていう感じだったけど、

このアルバムは、より生々しい(ライブですから当然と言えば、そうなんだけど)4人のミュージシャンのインタープレイが主になっていて、もろジャズなのだ。

もちろん美しさや揺らぎもあるけど、それ以上に先の読めないスリリングさ、生身のぶつかり合いをの楽しさを感じさせてくれる。

そうそう、オイラが聴きたかったのは、これです!と膝を叩きまくる。

期待度もそこそこに聴き始め、1曲目で、むむっ!
2曲目で、これ、当たりだ!っと確信。
3曲目のスローで美しいバラードでさえ、ズッシリ脇腹にくるこの感じ、快感。

また1つ、生で聴きたいグループが増えた歓び。
シャイ・マエストロの違うサイドが聴けるオススメアルバム。

* ちなみにMelismetiqとは、Melismaという歌唱法からの造語。1語(歌詞の文字)に対し1つの音符(音程)を割り当てるのが普通の歌い方で、これはNonMelisma。これにたいしMelismaは、1語に対して複数の音符(音程)をつける。わかりやすく言うとソウルや民謡や演歌的な小節(こぶし)的歌唱法。

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