Saxophon player's albums

Joshua Redman / Elastic / 2002
ジョシュア・レッドマン / エラスティック / No.3190

ジョシュア・レッドマンが、ヤエルとの出会いでのびのびと羽を広げた。そんな明るさと開放感を感じさせる名盤。
Joshua Redman spread his wings spontaneously when he met Yael. This is a great album that gives you a sense of his brightness and openness.

Joshua Redman / Elastic / 2002

Tenor Saxophone, Alto Saxophone, Soprano Saxophone – Joshua Redman
Organ, Synthesizer, Electric Piano, Synthesize, Clavinet, Piano – Sam Yahel
Drums – Brian Blade
Congas, Bongos – Bashiri Johnson (tracks: 7)
Shaker – Bashiri Johnson (tracks: 2, 6, 9)
Tambourine – Bashiri Johnson (tracks: 1, 2, 6, 7)
Composed By – Joshua Redman (tracks: 1 to 3, 5 to 12), Sam Yahel (tracks: 4)
Producer – Joshua Redman, Matt Pierson
Producer – Sam Yahel
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

きょうはジョシュア・レッドマン、2002年のアルバム。

昨日紹介の ” Yaya³ ” と同じ3人にパーカッションが加わったメンバー。
リリースも同じ年だけど、ジョシュア・レッドマン主体に創ったのがこちらということだろう。
プロデュースには、昨日の主役サム・ヤエルが名を連ねてる。

なかなかご機嫌なアルバム。

1・2曲目ん、エレキ・ベース ?! と思うけどベーシストはいないんで、サム・ヤエルのシンセ・ベースなのかな、比較的シンプルなラインの上にノリノリなフレーズがくり出されイイ調子だ。

3・4・5曲とウェイン・ショーター&ジョー・ザヴィヌルを彷彿とさせる曲が続き熱い、いいぞ素晴らしい!
(そういえば ” Yaya³ ” にもそんな曲が1曲あった!)

それ以降も、手をかえ品をかえ様々な曲調で楽しませてくれる名盤。
昨日の ” Yaya³ ” よりもこちらの方が印象的なのは、レッドマンの作曲能力なのかも。

しかし ” Yaya³ ” ではオルガンだけを弾いていたヤエルは、本作ではエレピ、シンセを駆使して大活躍。
特にエレピでのプレイが存在感をしめしてるし、プロデュース能力は疑いようが無い。

もちろん、ブライアン・ブレイドのドラミングは申し分ないけど、ヤエルの多彩な仕事、加えてレッドマンも音を重ねたりしてるので、すこし控えめな印象だ。

それまでずっと、アコースティックなコンボでやってきたジョシュア・レッドマンが、ヤエルとの出会いでのびのびと羽を広げたような、そんな明るさと開放感を感じさせる名盤。

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