月曜日のブラッドメルドー

Joshua Redman / Brad Mehldau / Nearness / 2016年
ジョシュア・レッドマン / ブラッド・メルドー / ニアネス / No,3002

現代ジャズを背負って立つ盟友による珠玉のデュオ / 月曜日のブラッド・メルドー

Joshua Redman / Brad Mehldau / Nearness

Saxophone – Joshua Redman
Piano – Brad Mehldau
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

再度の登場となるこのアルバム。月ブラでの2016年はこれで4枚目、豊作年ですね。

前回、大体言いたいこと言ってるけど、やっぱりいいものは何度聴いてもいいね。

もう、1曲目のチャーリー・パーカー “ Ornithology ” からヤラれる。2人のつかず離れずのインタープレイはスリリングでありながらも何だか楽しげで微笑ましい。

2曲目はメルドー作。ジュシュアのラインを引きたてるような丹念なコード・バッキングとリズムの構築。テーマでユニゾンとなる右手の美しさ。

4曲目はレッドマン作。2曲目同様なアプローチだけど弾むような曲。
ときおり見せるお互いのプレイへの反応がスゲッ。

5曲目は静かにピアノで始まるバラッド、16分におよぶタイトルナンバー。
全てを出し切るようなレッドマンのソロが印象的。

どの曲も素晴らしく、終わった途端に拍手、あるいはイェ〜ィと声をかけたくなる。こんなライブ観られた人はシアワセだな〜と嫉妬する。

6曲だけなのに10分越え4曲の全74分、聴き応え十分の名盤。

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