Dave Holland

Herbie Hancock / The New Standard / 1996
ハービー・ハンコック / ザ・ニュー・スタンダード / No.4050
Legendary Series / Dave Holland
デイヴ・ホランド / No.008

弾きまくるハンコック、新たなジャズを提示!
Hancock, playing hard, presents a new kind of jazz!

Herbie Hancock / The New Standard / 1996

Piano, Producer, Arranged By – Herbie Hancock
Bass – Dave Holland
Guitar – John Scofield
Drums, Percussion– Jack DeJohnette
Percussion – Don Alias
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – Michael Brecker
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Funky / ファンク度 ☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

Legendary Series ≪デイヴ・ホランドの巻≫ 、このアルバムは、2回目の登場。
まあ、名盤中の名盤はしかたない。

タイトルがしめすとおり、比較的新しいポップスの曲でジャズを、というハンコックが示した新しいスタンダード・ナンバー集で1996年リリース。

ビートルズ、サイモン&ガーファンクル、プリンス、ベイビーフェイス、シャーデー、ドンヘンリー等のナンバーが取り上げられてる。これ当時は画期的なことだった。

このアルバムのメンバーは、じつは ↓

このアルバムと、ほとんど同じ。
ギターが、パット・メセニーからジョン・スコフィールドに代わって、パーカッションのドン・アライアスが加わったカタチ。

つまり、マイケル・ブレッカーとリズムのデイブ・ホランド&ジャック・ディジョネットは、不動。

ホランド&ディジョネットは、チック・コリア↓

このアルバムでも、コンビを組んでいる。

チック・コリアそしてハービー・ハンコック、あるいはパット・メセニー、マイケル・ブレッカーから選ばれるリズム隊、つまりこの1990年代後半、最高のリズム隊といって過言ではないだろう。

おまけにディジョネットは、同時期キース・ジャレットのいわゆる “ スタンダード・トリオ ” のメンバーでもあるわけで、“ 世界最高のドラマー ” という称号もうなずける。

このアルバムでも、オープニングからスリリングなリズムに胸が高鳴る。
この2人の最高の仕事がハンコックの縦横無尽なピアノをさらなる高みへと導いている。

2曲目のタブラの音にさらにテンションはあがり、ソプラノとギターのユニゾンにシビれる。

以下、ハイテンションな曲だけではなくリラックスしたナンバーもあるけど、
すべてに聴きどころ満載、メンバー全員が水を得た魚のように、泳ぎ回り、歌いまくり、暴れまわる。

こんな、コンセプトのハービーをもっと聴きたいぞ!

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