ザヴィヌル最後のスタジオ録音盤、 “Absolute Ensemble” との共演作品。
Zawinul’s last studio recording is with the “Absolute Ensemble”.
Joe Zawinul / Absolute Zawinul / 2009
Composed By, Keyboards, Vocoder – Joe Zawinul
Conductor, Music Director – Kristian Järvi
Drums, Percussion – Damien Bassman
Drums, Percussion, Kalimba – Paco Séry
Electric Bass – Linley Marthe
Electric Bass, Acoustic Bass – Jay Elfenbein, Mat Fieldes
Electric Guitar – Gene Pritskerhttps://www.jazzdogs.bar/?s=Keve+Wilson
Guitar, Vocals – Allegre Corrêa
Vocals – Sabine Kabongo
Percussion – John Ostrowski, Jorge Bezerra, Pablo Rieppi
Percussion, Vocals – Aziz Sahmaoui
Piano, Keyboards – Matt Herskowitz
Cello – Michael Block
Clarinet – Marianne Gythfeldt
Clarinet, Saxophone – Michiyo Suzuki
Bassoon – Martin Kuuskmann
Contrabassoon – Damian Primis
Flute, Piccolo Flute – Hayley Melitta Reid
Horn – Ann Ellsworth
Oboe, English Horn – Keve Wilson
Trombone – Michael Seltzer
Trumpet – Charles Porter
Viola – Edmundo Ramirez
Violin – Eddie Venegas, Gregor Huebner, Neela De Fonseka, Vesselin Gellev
≪ レジェンダリー・シリーズ ≫ ジョー・ザヴィヌルの巻、
No.006は、2009年の “Absolute Zawinul” 。
そう、ジョー・ザヴィヌルが亡くなったのは2007年9月なんで、
このアルバムは、その2年後にリリースとなったアルバム。
しかしながら、彼の最後のスタジオ録音盤であることは確か。
本人の意志によって企画されたアルバム。
ニューヨークを拠点に活動しているシンフォニックなアンサンブル集団 “Absolute Ensemble” との共演作品。このアルバムは、彼らからのオファーにより実現したアルバム。
これがね、また傑作なんです。
いつもよりザヴィヌル節は控えめなのに、
隠しても隠しきれない(隠そうとはしてない)個性というか、
ザヴィヌルの個性が浮き上がるとともに、
シンフォニック・アンサンブルの素晴らしさも相まって、
これまでの作品にないコラボレートの妙というか、
互いの素晴らしさがクッキリと像を結んだ名盤。
呪術的なザヴィヌル・ビートはないけど、
ザヴィヌル・サウンドの色彩感が強調されたような作品。
晩年のザヴィヌル作品は、ラージアンサンブルとの共演が目立つけど、
ザヴィヌルのスタイルと離れながらも、
軽やかで、洗練された新たな魅力を見せる傑作が本作品。
ほんと、最後の最後まで現役だったザヴィヌル、かっこいい。
おそらく、このプロジェクトでの世界ツアーとか計画されてたんだろうな、
と思うと残念でならない。
いまではかなわぬ夢だけど、
せめて大音響でザヴィヌル&アブソリュートのサウンドを疑似体験、堪能したい1枚、オススメ。