UK Jazz

Ezra Collective / Chapter7 + Juan Pablo: The Philosopher / 2017年
エズラ・コレクティヴ / チャプター7 + ファン・パブロ: ザ・フィロソファー / No.3117

UKジャズの隆盛を語る上での最重要バンド “ エズラ・コレクティヴ ” 、独自の文化とビートで熱く疾走!

Ezra Collective / Chapter7 + Juan Pablo: The Philosopher / 2017年

≪Ezra Collective≫
Piano, Keyboards – Joe Armon-Jones
Tenor Saxophone – James Mollison
Trumpet – Dylan Jones
Bass – TJ Koleoso
Drums – Femi Koleoso

Cello – Cristina Cooper
Percussion – Juan Pablo
Tuba – Theon Cross
Viola – Jamie Lee Glinsman
Violin – Joseph Di Giovanni , Kate Jones
Featuring, Tenor Saxophone – Nubya Garcia
++++++++++++++++++++++++++++++++++
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Spiritual / スピリチュアル度 ☆
Funky / ファンク度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

ひさびさ、UKジャズいってみよう。

シャバカ・ハッチングスヌバイア・ガルシア、あるいはゴーゴー・ペンギンマシュー・ハルサルを紹介しといて、エズラ・コレクティヴを紹介しないのは片手落ちてもんだ。

エズラ・コレクティヴは、南ロンドンを中心とする近年盛り上がるUKジャズ・シーンのキーマンでキーボーディスト、ジョー・アーモン・ジョーンズが擁する5人組。

ドラムのフェミ・コレオソ、ベースがTJ・コレオソ、サックスのジェームズ・モリソン、トランペットのイフェ・オグンジョビというメンバーだ。

↓ こちらのブルーノート、オムニバスにも参加してる。

一聴してUKぽさが感じられる。

クラブ・サウンドぽいダブやレゲエを飲み込んだような重厚なベースライン。そしてキューバン・アフロを感じさせるリズム。いかにも熱気を帯びたフロアが思い浮かぶようなサウンド。

ベースライン、あるいは管やピアノ、または複数楽器のアンサンブルによる印象的なフレーズの繰り返しによる展開が多いので、自ずとドラグジーというかスピリチュアルな雰囲気にもなりがちで、ソロを聴いてるつもりが、気がつけば、ただただ超然とリズムの海に揺られている自分にハッとしたりする。

インタープレイがね……なんて斜に構えてたら、思いっきり没入していたりするし、
軽いか ?! なんて思ってたのに、聴けば聴くほど好きになる名盤。
サウン・ロンドンの熱を感じろ(もちろん行ったことなし)。

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