Mammal Hands / Animalia / 2014年
ママル・ハンズ / アニマリア / No,2237
さて、今日はちょっとイマっぽいとこいこうかな。
UKは、ゴンドワナ・レーベルの “ ママル・ハンズ ” のデビューアルバム “ アニマリア ” !
ちなみに “ ママル・ハンズ ” =哺乳類の手、 “ アニマリア ” =動物界、なり。
UK、ゴンドワナ・レーベルということで、クラブ・サウンド的側面は大。
ポスト・ロック+ポスト・クラシック+ポスト・ジャズとでも言おうか。
現代音楽、ミニマム・ミュージック、DJカルチャーなどを通過したインスト・バンド。
プロデュースもゴンドワナ主宰マシュー・ハルサルだ。
メンバーは、ピアノのニック・スマートとサックスのジョーダン・スマート兄弟に、ドラムのジェシー・バレットというベース・レスの変則トリオ。
一貫して美メロなピアノが印象的。
そして、 “ この曲ほとんどインプロヴィゼーションないじゃない ?! ” な曲から、結構熱く吹きまくってる曲まで様々。
甘く、切なく、メランコリックで時に暴発。
UK発2010年代の、碇シンジ=エヴァンゲリオン的ミュージック。
そうそう、ドラムのジェシー・バレットは、タブラの使い手でもある。
ほのかに漂うオリエンタル指向は、クラブ・サウンド側からのアプローチだろうか。
“ 地球を右に廻っても、左に廻ってもたどり着くのはインド ” だった、みたいな。
Degree of
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆☆
Melancholy / メランコリー度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆
Trance / トランス度 ☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
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Piano – Nick Smart
Saxophone – Jordan Smart
Drums, Tabla – Jesse Barrett
Producer – Matthew Halsall
02 Mammal Hands – Snow Bough [Gondwana Records]