Avishai Cohen with Nitai Hershkovits / Duende / 2012年
アヴィシャイ・コーエン・ウイズ・ニタイ・ハーシュコヴィッツ / デュエンデ / No,2181
ひさびさアヴィシャイ・コーエンを、というかニタイ・ハーシュコヴィッツのピアノが聴きたかった。
ニタイ・ハーシュコヴィッツに関しては、いぜん1作品だけ触れた。
こちらは、アヴィシャイ・コーエン・トリオでのクレジットだった。
でも、このアルバムはニタイ・ハーシュコヴィッツとのデュオ。
これが、なかなかいい。
いつもの、アヴィシャイ・コーエンのアルバムとはずいぶん雰囲気か違う。
ニタイらしさを前面に押しての、この雰囲気なのかな。
ずいぶんロマンチックなアルバム、美しい。
しかし、甘すぎないのはニタイの持つ血のなせる技なのか。
アヴィシャイと同じイスラエルの血が、なにか独特の空気を醸しているピアノ。
また、そのロマンティックをアヴィシャイのベースがじつに引き立てる。
いや〜なかなかいいアルバム、ジャケットは熱々なライブぽい雰囲気だけど、意外な内容にうっとり。
なんとラスト曲、ソロピアノはアヴィシャイということだ。
意外とオレだってロマンチストなのだよアピールか!いやいや、いい曲書くね。
Degree of
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
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Bass – Avishai Cohen
Piano – Nitai Hershkovits
Avishai Cohen – ‘Signature’
Avishai Cohen – ‘Criss Cross’