Organ player's albums

Joey DeFrancesco / More Music / 2021
/ ジョーイ・デフランセスコ / モア・ミュージック/ No.4188

追悼ジョーイ・デフランセスコ、あまりに突然の訃報に呆然。
Mourning Joey DeFrancesco, stunned by the all too sudden news of his passing.

Joey DeFrancesco / More Music / 2021

Vocals, Organ, Trumpet, Tenor Saxophone, Keyboards, Piano, Producer – Joey DeFrancesco
Drums – Michael Ode
Guitar, Organ, Keyboards – Lucas Brown
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
R&B feeling / ソウル度 ☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

本日は昨日同様、先週紹介のクリスチャン・マクブライド・ビッグ・バンドのアルバムに参加してた、オルガンのジョーイ・デフランセスコでいこう!

と思って色々検索していると突然の訃報が飛び込んできた。
な、なんとジョーイ・デフランセスコ8月25日に死去、享年51歳。

若すぎる。
死因は明らかにされていないけど、
デフランセスコの体型を知っている人なら何となく、みな納得するところがあるかも。
それにしれも、残念すぎる、若すぎる。

前作は、かなりスピリチュアルに寄った作品だったけど、
本作は、またうって変わった作風。
熱く弾きまくるファンクでもなく、もちろんスピリチュアルでもなく、どジャズでもなく、
かなの力の抜けた粋でジャジーな作品だ。

タイトルは、コロナ禍を抜けて、さあもっと音楽を!という歓びに満ちた意味合いだという。これまた、おもしろい新たなトリオでのスタートを切っただけに、かえすがえすも残念だ。

メンバーは、デフランセスコの他は、ギターのルーカス・ブラウン。
そして、ドラムは以前から共演しているマイケル・オデ。

じつは、ギターのルーカス・ブラウンは、オルガン、キーボードもこなす。

そう、トランペットやサックスは誰?と思ったでしょ。
それは、デフランセスコが演奏している。

多重録音ではなく、そのときのオルガンはブラウン担当。
おもしろすぎる。そしてデフランセスコもブラウンも器用すぎる。

そんな、楽しみなトリオがスタートした矢先の訃報、
しつこいけど残念すぎる。

ジョーイ・デフランセスコの魂に安息あれ。

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