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Joey DeFrancesco + The People / Project Freedom / 2017
ジョーイ・デフランセスコ / プロジェクト・フリーダム / No.4190

追悼第3弾、ジョーイ・デフランセスコ後年の傑作!
In Memoriam, Vol. 3, Joey DeFrancesco’s posthumous masterpiece!

Joey DeFrancesco + The People / Project Freedom / 2017年

Organ, Keyboards, Trumpet, Producer – Joey DeFrancesco
Drums – Jason Brown
Guitar – Dan Wilson
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – Troy Roberts
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
R&B feeling / ソウル度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

さて本日もジョーイ・デフランセスコの追悼で、第3弾。
(というか、たまたまデフランセスコ特集のつもりが、追悼特集になってしまったという悲しい偶然)

このアルバムは、2017年のアルバム。
“ + The People ” て何?て思うけど、
“ Project Freedom ” というのが「黒人差別との闘いと, 人々の自由への希求」というテーマらしい。そんな問題が吹き荒れたのが2017年だった。

デフランセスコは、

「ツアーをするミュージシャンとして、平和を広めることをいつも考えてきた。世界中でどんなことが起ころうと自分たちは演奏をし続ける。それが、たとえ許されないような禁じられた土地だとしてもだ。戦争や紛争、問題は音楽に溶けて徐々に消え失せる。自分たちは、そこにいる人たちのために演奏し、時をすごし、音楽を通じて団結する。それこそが真の自由。音楽とは真に自由なものだ」

と語っている。

しかし、そんな熱い思いとは裏腹にこのアルバムはデフランセスコにしては、クールな印象。ただのノリノリR&Bにしたくはなかった、ということかな。

もちろん、ゴスペルの要素やR&Bの要素はゴリゴリ入ってるし、
熱く弾きまくってるシーンもあるけど、なんだかコンテンポラリーの匂いがするというか。
熱に浮かされるだけではなく知的でクールな印象が深い。

ドラムのジェイソン・ブラウン、ギターのダン・ウィルソン、
それからサックスのトロイ・ロバーツと、じつにいい仕事をしていて、
フランセスコの狙いを、100パーセント活かしてる。

ジョーイ・デフランセスコ後年の傑作と呼んでいいアルバム。

デフランセスコの魂に神のご加護あれ。
いや、これだけゴスペル弾いてきた人だから、それは間違いないか。

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