Keyon Harrold / Mugician / 2017年
キーヨン・ハロルド / ミュジシャン / No.0073
さて今日は同じトランペッターだけど、
やはりロバート・グラスパー関連に浮かび上がる人
キーヨン・ハロルドを取り上げる。
あれ、なんか既視感が、
いかがですか、きのうのクリスチャン・スコットとイメージが、モロかぶっちゃってますよね。
オイラ、最初は同一人物のアルバムかと勘違いしてました。
同じ2017年のアルバムなんで、偶然なんでしょう。
当人達も、「あいちゃ!」となったでしょうね。
もちろん2人ともトランペッター、歳も3つしか違わない同世代。
クリスチャン・スコットは、グラスパーのR+R=NOWのメンバー。
キーヨン・ハロルドは、グラスパーが音楽を担当した映画「マイルス・アヘッド」で、最も肝心なマイルスのペットを吹き替えた人。
ということで、話はややこしい。
キーヨン・ハロルドの音楽は、
もちろん新世代ジャズのトップランナーということで、
R&B、ファンク、ヒップホップ、スカなどラテン、そしてクラシックと
あらゆる要素を内包している。
そういう意味では、クリスチャンといっしょだけど、
よりR&Bの要素が濃いという印象だ。
早い話、乗りがよくて踊れる。
そして、なんといっても大きな特徴は、丸く やさしい音色。
そこら辺が、クリスチャンとの違いと言えるけど、
大きなライバルであることには違いない。
今後の2人の方向性、音楽性の行方も大いに気になる。
Trumpet,Vocals – Keyon Harrold
Drums – Chris “Daddy” Dave (tracks: 5 to 7, 11)
Drums – Mark Colenburg (tracks: 1 to 4, 9, 12)
Electric Piano – Shedrick Mitchell (tracks: 4)
Guitar – Nir Felder (tracks: 1 to 4, 9, 12)
Piano,Organ – Shedrick Mitchell
Tenor Saxophone, Bass Clarinet – Marcus Strickland(tracks: 2,12)
Vocals – Andrea Pizziconi (tracks: 4, 11)
Keyon Harrold – Voicemail