Pianist and Keyboard player's albums

それじゃあ現代の「ビッチェズ・ブリュー」は何 ?!「オマエは、もう死んでいる」


Flying Lotus  /  You’re Dead!  /  2014年
フライング・ロータス  /  ユー・アー・デッド!  /  No,1009

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「The 1975 / ネット上の人間関係についての簡単な調査」が、
「OK コンピューター」級の傑作ということを昨日書いた。

それじゃあ、「ビッチェズ・ブリュー」級のアルバムはあるのか?
オイラ的回答がこれ!

じゃん!ジャケットの衝撃度は、間違いなく「ビッチェズ・ブリュー」級。
正直、欲しくはありません。

まず、フライング・ロータスことスティーヴン・エリソンは、

カリフォルニア州生まれの音楽プロデューサー、DJ。おもにヒップホップ音楽を手がけるが、ジャズや電子音楽、ブラジル音楽の影響をつよく受けており、強い重低音と特異なリズムが特徴的である。アリス・コルトレーンを大叔母に、ジョン・コルトレーンを大叔父にもつ。2006年に最初のアルバム『1983』をリリースした。

このアルバムでフライング・ロータスは、

自分なりの死生観、死後の世界を描きたかった。と語っており、巨匠ハービー・ハンコックをはじめヒップホップ界のレジェンド スヌープ・ドッグ、才気あふれる気鋭アーティスト、ケンドリック・ラマーサンダーキャットらをフィーチャー。

マイルス・デイビスに聴かせて彼の度肝を抜くようなアルバムを作りたかった。

 と語っている。話題性としての衝撃度も十分ビッチェズ級。

さて中味の方はというと、

ジャズともファンクともヒップホップとも言えない音楽ではある。
非情に濃厚なサウンド、激しいリズム。
いいアルバムというより、凄い音楽としか言い様がない。
まあ、そういう意味でもビッチェズ級なのかも。

歴史的名盤と言われるかどうかは、
10年・20年たってみないと何とも言えないところだけれど、

フライング・ロータスただ者ではない。


ということだけは分かります、はい。

Keyboards, Percussion,Sampler,Backing Vocals – Flying Lotus
Bass,Basset Horn – Thundercat
Drums – Deantoni Parks
Drums – Gene Coye
Drums – Ronald Bruner
Drums – Justin Brown
Guitar – Brendon Small
Guitar – Jeff Lynne
Flute – Laura Darlington
Keyboards – Herbie Hancock
Keyboards – Brandon Coleman
Percussion – Andres Renteria
Saxophone,Keyboards – Kamasi Washington
Strings – Miguel Atwood Fergusona
Strings – Taylor Cannizzaro
Vocals – Snoop Dogg
Vocals – Kimbra Johnson
Vocals – Captain Murphy
Vocals – Kendrick Lamar
Vocals,Backing Vocals – Niki Randa
Vocals, Backing Vocals – Angel Deradoorian


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Flying Lotus – Never Catch Me ft. Kendrick Lamar

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