聴け!異端児たちの産声を!
2001年から活動を続けるニーボディ渾身のデビューアルバム
さて今日は、ベン・ウェンデル率いるニーボディの2017年のアルバム。
いまや現代ジャズを代表するサックス奏者であるベン・ウェンデルのやんちゃサイドのユニットがこれ。
なんといってもドラムのネイト・ウッドとベースのカーヴェー・ラステガーが創りだす強靱かつ極太のグルーヴに痺れる。そして、そこにアンビエントで怪しい拡がりを加えるキーボードのアダムベンジャミン。
その中でキメッきめのフレーズを紡ぐトランペットのシェーン・エンドスリーとベン・ウェンデルの2人。
いや〜かっこいい。
それにしてもジャンル不問というか、カテゴライズを阻むかのような疾走感。
「お望みなら、世界最高のロック・バンドを組んでみせるぜ」というマイルス・デイヴィスの有名な言葉を思い出す。
ロックでもジャズでも矢でも鉄砲でも持ってきやがれ、こんちくしょうな最高のサウンド。
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Powerful / パワフル度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Electric Piano, Piano, Synth – Adam Benjamin
Tenor Saxophone, Effects – Ben Wendel
Trumpet, Effects – Shane Endsley
Drums – Nate Wood
Bass, Guitar – Kaveh Rastegar