UK Jazz

Kokoroko / Could We Be More / 2022
ココロコ / クッド・ウイ・ビイ・モア / No.5016

UKアフロジャズの超新星ココロコ誕生!
UK Afro-jazz supernova Kokoroko is born!

Kokoroko / Could We Be More / 2022

Trumpet – Sheila Maurice-Grey (tracks: 1, 3 to 10, 13, 14)
Flugelhorn – Sheila Maurice-Grey (tracks: 1, 3, 11, 13, 14)
Trombone – Richie Seivwright (tracks: 1, 3 to 10, 13, 14)
Alto Saxophone – Cassie Kinoshi (tracks: 1, 3 to 10, 13, 14)
Bass Guitar – Duane Atherley (tracks: 1, 3 to 10, 12 to 14)
Drums – Ayo Salawu (tracks: 1, 3 to 10, 13, 14)
Talking Drum – Richard Olatunde Baker (tracks: 7, 10)
Guitar – Tobi Adenaike-Johnson (tracks: 1, 3 to 10, 12, 13, 14)
Keyboards – Yohan Kebede (tracks: 1, 3 to 11, 13, 14)
Synthesizer – Miles Clinton James (tracks: 11), Yohan Kebede (tracks: 1, 3 to 10, 13, 14)
Synthesizer, Keyboards – Duane Atherley (tracks: 13, 14)
Vocals – Ayo Salawu (tracks: 8, 9, 13, 14), Cassie Kinoshi (tracks: 5, 7 to 9, 12 to 14), Duane Atherley (tracks: 8, 9, 13, 14), Onome Edgeworth (tracks: 9, 11, 13, 14), Richie Seivwright (tracks: 5, 7 to 9, 12 to 14), Sheila Maurice-Grey (tracks: 5, 7 to 9, 12 to 14), Tobi Adenaike-Johnson (tracks: 5, 8, 9, 13, 14), Yohan Kebede (tracks: 8, 9, 13, 14)
Backing Vocals, Handclaps – Ejiro Ighamre Aiken (tracks: 13, 14), Mrisi Makondo-Wills (tracks: 13, 14), Princess Muzondo (tracks: 13, 14)
Written-By – Ayo Salawu, Cassie Kinoshi, Duane Atherley, Kokoroko, Onome Edgeworth, Richie Seivwright, Sheila Maurice-Grey, Tobi Adenaike-Johnson, Yohan Kebede

今日のアルバムは、昨年リリースされ大きく話題を呼んだアルバム。

Kokorokoは、ヌバイア・ガルシアらが参加する女性中心の8ピース・ジャズ・バンド。
トランペッターのシーラ・モーリス・グレイが、と2014年に結成した。

2020年にアーバン・ミュージック・アワーズで「ベスト・グループ賞」を獲得。
グラストンベリー・フェスティヴァルやメルトダウン・フェスティヴァルなど多くのフェスでパフォーマンスが絶賛されデビューアルバムのリリースとなった。

アフロビート、ハイライフ、ソウル、ファンク、ジャズの要素がミックスされ、
西アフリカやカリブ海などバンドのメンバー達が育った地域に根ざした音楽からも多大な影響を受ている。

アフロ・ファンクという触れ込みを聞いて聴くとやや拍子抜けするくらい肩の力が抜けているかもしれない。

激しくたたみ掛けるアフロ・ファンクではなく、
どちらかというとスカやレゲエも強く感じられるサウンドだからだ。
ミドルからスローなテンポの曲が多くオオガニックでピースフル、
楽園サウンドというか、じつに心地よい。

多国籍由来の人材とミクスチャーが身上なUKならではのサウンドだし、
Duane Atherleyのベースラインによるところも大きいのかもしれない。

とはいえ、まだアルバム1枚目。
おそらくライブでは、アゲアゲな曲も当然やってるだろうし、
バンドの向かう先もこれから、またどんどん変わってゆくのだろう。

またまた目の離せない楽しみなバンドが増えた。
UKジャズは、楽しい。

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