Piano Trio

Chick Corea Akoustic Band with John Patitucci & Dave Weckl / Live / 2018
チック・コリア・アコスティック・バンド・ウイズ・ジョン・パティトゥッチ&デイヴ・ウェックル / ライヴ/ No.4161

33年間の3人の軌跡が詰まった渾身のライヴ!
A live performance of the three of them for the past 33 years!

Chick Corea Akoustic Band with John Patitucci & Dave Weckl / Live / 2018

Piano, Producer – Chick Corea
Bass – John Patitucci
Drums – Dave Weckl
Vocals – Gayle Moran Corea (Tracks: 2-6)
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Latin Flavor / ラテン度 ☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

金曜日に紹介したオズ・ノイの “ Asian Twisrz ” に参加してるドラマー、デイヴ・ウェックル。マイク・スターンやチック・コリアとの共演で知られると書いたけど、参加してるチック・コリア盤をまだ紹介してないことに気づいた。

というわけで、本日は2018年にリリースされたチック・コリア・アコスティック・バンドのライヴを紹介。

3人が共演したのは1985年が最初。
しかしながら、このとり合わせは約20年ぶりのリユニオン。
ということで、なつかしのナンバーやスタンダードを取り合わせての親しみやすいないようとなっている。

それにしても、3人のパフォーマンスの溌剌としていること、若い!
パティトゥッチが59歳でウェックルは、1歳下。
まあ、2人は分かるけどチック・コリアは、77歳。
コリアはご存じの通り、この3年後に鬼籍に入ったわけだけど、
まさしく生涯現役、
そしてそのクリエイティブの旺盛なことといったら長老格のミュージシャンの中でも群を抜いている。

演奏は、もちろん素晴らしく3人の呼吸もピッタリ。
3人が、けっこう自由に動き回っているようでいながら、
ここというところでバシバシ決まる。まさに阿吽の呼吸というのはこのことだ。

チック・コリア得意のラテン・フレーバーに溢れ、スピード感みなぎるインタープレイの応酬。3人でなければ生みだせないスリリングな空間。唯一無二な個性の第1級のピアノトリオ。

このライブの時点で、このメンバーでまた演ることは十二分に考えてただろうな。
欲を言えばキリないけど、当然そんな願望が湧いてくる素晴らしい出来の録音。
33年間の3人の軌跡が詰まった渾身のライヴだ。

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