Nate Smith

現代ジャズドラマー列伝 / Nate Smith

Nate Smith / ネイト・スミス
– 1974年、バージニア州チェサピーク生まれ –

11歳でドラムを始め、ロックやファンクミュージックに影響を受ける。16歳のときアート・ブレイキーを聴いてジャズに興味を持つようになる。大学では、メディアアートとデザインを学び、在学中国際ジャズ教育協会の会議で演奏し、そこでベティ・カーターに出会いブルーノートでのレコーディングに参加。 その後、カーペンター・フェローシップ・プログラムのメンバーとしてバージニア・コモンウェルス大学院で学びデイヴ・ホランドと出会い、2003年に彼のクインテットに参加。

その後、サックス奏者クリス・ポッターのグループに参加し、以来ラヴィ・コルトレーン、ホセ・ジェームス、ニコラス・ペイトン、ジョン・パティトゥシ、アダム・ロジャース、レジーナ・カーター、マーク・ド・クライヴ=ロウ、ライオネル・リエケなどと共演。

ミュート気味でタイト極まりないスネアとぶっといキックが特長のファンクなサウンド。多彩なリズム・トリックとキレッキレのグルーヴは、唯一無二のジャズ・グルーヴをつくり出す存在で、ジャズの枠を越えて多くのプレーヤーからコールのかかる人気者。