Greg Hutchinson

Greg Hutchinson / ジャズドラマー列伝

Greg Hutchinson / グレッグ・ハッチンソン
(Gregory Hutchinson)
– 1970年ニューヨーク、ブルックリン生まれ –

幼少期から両親に音楽的な影響を受けて育つ。
パーカッショニストの父親は、幼い彼をレゲエ・バンドに引き入れた。母親からは、膨大なレコード・コレクションを受け継いだ。ジャズ、ソウル、ファンクなど幅広いジャンルのアーティストを聴きながら、フィリー・ジョー・ジョーンズに憧れ、彼のように「ホーンで歌うようにドラムで歌いたい」と考えるようになる。トランペット奏者レッド・ロドニーのサイドマンとして10代でプロデビュー。
Manhatten School of Musicで学んだ後、ジャズ界の伝説的なアンサンブル・リーダー、ベティ・カーターに師事。カーターとの2年間の共演で頭角を現し、ロイ・ハーグローブ・クインテットでの活動で脚光を浴び、現在に至るまで成功を収める。
ベーシックな3点セットを好み、前に突っ込むような強力なオン・トップなスウィング感を信条とする。