Marcus Gilmore

現代ジャズドラマー列伝 / Marcus Gilmore

Marcus Gilmore / マーカス・ギルモア
– 1986年、 ニューヨーク生まれ –

マーカス・ギルモアは祖父であるレジェンド・ドラマー、ロイ・ヘインズから10歳のときドラム・キットを与えられる。ラガーディア音楽芸術芸術高校を卒業し、ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院にも入学。16歳のときからプロとしてツアーを行っている。

チック・コリア、ゴンサロ・ルバルカバ、ニコラス・ペイトン、スティーブ・コールマン、ヴィジェイ・アイヤー、アンブローズ・アキンムジレなど、現在最も有名なコンテンポラリー・ジャズ・アーティストと共演。また、自身のバンドでソロプロジェクトにも着手している。チック・コリアとの仕事でグラミー・ベスト・ラテン・ジャズ・アルバム賞も獲得している。

特にトニー・ウィリアムズ、エルヴィン・ジョーンズ、ミルフォード・グレイヴスから影響を受けたと語っている。とにかく音色、音の粒立ちが美しく、ゆったりとしたグルーヴの中にも幾重にも重なったポリリズミックなタイム感覚、反応の速さと柔軟性を持ちあわせる。