Nate Smith

Jazz Drummers of Today
現代ジャズドラマー列伝

Nate Smith / ネイト・スミス / No,004
(というか番外編)/ 週末コンフォート

ご機嫌なサウンドに揺られて、梅雨入り直前の週末をドライブと洒落込みたい!/ 週末コンフォート
Rocking to the sound of such a good mood,
I would like to take a drive on the weekend just before the rainy season begins! / Weekend Comfort

3点のみのドラムセットから生みだされる、このグルーヴを聴くがいい!

The Fearless Flyers / Flyers Live At Madison Square Garden / 2021年
ザ・フィアレス・フライヤーズ / フライヤーズ・ライヴ・アット・マディソン・スクエア・ガーデン

Drums – Nate Smith
Bass – Joe Dart
Guitar – Cory Wong
Guitar – Mark Lettieri

時代やジャンルを越えて、リラックスをテーマに週末コンフォート。

きょうは、みんな大好きドラマーのネイト・スミスの参加するミニマム・ファンク・ユニット、ザ・フィアレス・フライヤーズのライヴ・アルバム。

そもそも、行きつけのBarで流れてる映像で、
世界最高のリズム・ギターを弾くコーリー・ウォンのことを知り、
      ↓
彼がメンバーであるかのように参加するバンド、ヴォルフペックの映像に釘付けになり、
      ↓
そして彼らの別ユニット、ザ・フィアレス・フライヤーズに
ネイト・スミスが参加してるのを知り、いま夢中。

とにかく、
全員が鬼のようにバカテクで、明るくかっ飛んでて、カッコよすぎる。
5月の青空がよく似合うサウンド。

こんなご機嫌なサウンドに揺られて、
梅雨入り直前の週末をドライブと洒落込みたい。

みなさま、よき週末を。

Nate Smith / ネイト・スミス
– 1974年、バージニア州チェサピーク生まれ –

11歳でドラムを始め、ロックやファンクミュージックに影響を受ける。16歳のときアート・ブレイキーを聴いてジャズに興味を持つようになる。大学では、メディアアートとデザインを学び、在学中国際ジャズ教育協会の会議で演奏し、そこでベティ・カーターに出会いブルーノートでのレコーディングに参加。 その後、カーペンター・フェローシップ・プログラムのメンバーとしてバージニア・コモンウェルス大学院で学びデイヴ・ホランドと出会い、2003年に彼のクインテットに参加。
その後、サックス奏者クリス・ポッターのグループに参加し、以来ラヴィ・コルトレーン、ホセ・ジェームス、ニコラス・ペイトン、ジョン・パティトゥシ、アダム・ロジャース、レジーナ・カーター、マーク・ド・クライヴ=ロウ、ライオネル・リエケなどと共演。
ミュート気味でタイト極まりないスネアとぶっといキックが特長のファンクなサウンド。多彩なリズム・トリックとキレッキレのグルーヴは、唯一無二のジャズ・グルーヴをつくり出す存在で、ジャズの枠を越えて多くのプレーヤーからコールのかかる人気者。

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