Pianist and Keyboard player's albums

Benito Gonzalez / Sing to the World / 2021
ベニート・ゴンザレス / シング ・トゥ・ザ・ワールド / No.4216

ヘヴィ級のグルーヴ!ベニート・ゴンザレスの熱さに触れる1枚。
Heavy weight groove! A piece that touches the heat of Benito Gonzalez.

Benito Gonzalez / Sing to the World / 2021

Piano – Benito Gonzalez
Trumpet – Nicholas Payton (Tracks:1,3,6,8)
Bass – Christian McBride (Tracks:2-10)
Drums – Sasha Mashin (Tracks:1,3,6,7,9,10)
Drums – Jeff “Tain” Watts (Tracks:2,4,5,8)
Bass – Essiet Okon Essiet (Tracks:1)
Trumpet – Josh Evans (Tracks:9)
++++++++++++++++++++++++++++++++++
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Latin Flavor / ラテン度 ☆☆
Relaxing / まったり度 ☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

昨日は、プエルトリコ出身のサックス奏者ミゲル・ゼノンだったけど、
ラテン繋がりで本日はベネズエラ生まれのピアニスト、ベニート・ゴンザレスの2021年のアルバム。

ピアノ・トリオで5曲、トランペットが入ったカルテットで5曲という内容。

ベースにクリスチャン・マクブライド、1曲だけエシエ・オコン・エシエ。
ドラムは、ジェフ・“テイン”・ワッツが4曲に、サーシャ・マシンが6曲。
トランペットにニコラス・ペイトンが4曲に、、ジョシュ・エヴァンスが1曲という構成だ。

まず、リーダーのベニート・ゴンザレス自身が、ハードにゴリゴリ鳴らすタイプだからか、それに呼応するようにリズム隊が凄い。

とりわけクリスチャン・マクブライド × ジェフ・“テイン”・ワッツの組み合わせは圧巻で、2人の生みだすヘヴィ級のグルーヴが凄まじい。

曲想は思っていたほどラテンではなく、
思いっきりコンテンポラリーなジャズを展開しているんだけど、
ベニート・ゴンザレスの存在自体にラテンの匂いがプンプンしてて、
そこら辺が、個性的なピアニストとしておもしろさを醸している。

それにしても、このジャケットデザインはカッコいい。
ベニート・ゴンザレスの熱さに触れる1枚。

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