Dan Tepfer Trio / Eleven Cages / 2017年
ダン・テプファー・トリオ / イレヴン・ケージズ / No,1291
ダン・テプファーの最新ピアノ・トリオ。
ベースのトーマス･モーガン、
ドラムのネイト･ウッドという強力な布陣を得て、
進化型コンテンポラリージャズを展開する。
11曲中9曲がオリジナル。
残る2曲は、ガーシュインとビヨンセという面白さ。
緻密で複雑なリズムラインに載せてよどみなく舞うピアノ。
美しいメロディラインが現れたかと思うと、
ベースと一糸乱れぬ構築的なダンス。
やはり、このメンツならではのグルーヴ、疾走感が新鮮な魅力。
風のように走り抜けたかと思えば、不意に立ち止まったり、
旋回、跳躍、ダイブ、静寂、自由自在。
ダン・テプファーは、いま最も目の離せないピアニストの一人。
優れたレコーディング・エンジニアでもある
ネイト･ウッドの手腕も光る一枚。
大音量でたのしみたい。
Piano, Producer, Liner Notes, Photography By – Dan Tepfer
Bass – Thomas Morgan
Drums – Nate Wood
Written-By – Beyoncé (tracks: 10), Dan Tepfer (tracks: 1 to 8, 10), Gershwin(tracks: 11), Wood (tracks: 4), Morgan(tracks: 4, 8)
↓ メンツ違うけど。
Dan Tepfer Trio featuring François Moutin and Arthur Hnatek: Roadrunner
