2021年の10枚!

Taylor Eigsti / Tree Falls / 2021年
テイラー・アイグスティ / ツリー・フォールズ / No.3134

テイラー・アイグスティ、11年ぶり待望のリーダー・アルバム。
美しくもファンタジックな世界は、完成度高し!

Taylor Eigsti / Tree Falls / 2021年

Piano, Keyboards – Taylor Eigsti
Guitar – Charles Altura
Bass – David Ginyard
Drums – Eric Harland
Sax, Bassoons – Ben Wendel
Flute, Clarinets – Sam Sadigursky
Vocals, Charango – Becca Stevens
Vocals – Casey Abrams
Vocals – Gretchen Parlato
Violas – Nathan Schram
Violins – Emilie-Anne Gendron
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Fantastic / ファンタジック度 ☆☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

待ち望んでいたテイラー・アイグスティの新譜。

1曲目まさしく “ Sparky ” !
 期待感をたたえたミニマムなピアノのフレーズ、それにベース、シンセが乗っかり、さらに管楽器、ギター、ドラム、そして弦楽器まで加わって展開してゆく、カ・カッコいい!
もはやラージ・アンサンブルといってもいい内容に驚く。

2曲目には、ボーカル曲。今回全体通してヴォーカル曲が5曲。
前回の作品では、ベッカ・スティーヴンスが5曲ヴォーカルをとっていたけど(↓ これね)

今度は、ベッカ・スティーヴンスに加え、男性ヴォーカルでPOP畑からケイシー・エイブラムス、そしてグレッチェン・パーラトも参加している。パーラトとは、以前ガッツリ組んでる ↓。

2曲目、スタンダードの “ Skylark ”  を、ケイシー・エイブラムスが意外(失礼)にもいい感じだ。

3曲目では激し目の曲で、ドラムのエリック・ハーランド、ギターのチャールズ・アルトゥラとの、アイグスティのピアノのスリリングな絡みが堪能できる。

アイグスティの美しい世界観はずっと変わらないけど、このアルバムでは、より表現力が拡がったというか進化した感が強い。現代のジャズシーンにおいて確固たる実績と信頼を築いてきたからこそ創造できる確かな安定感とバランス感覚の良さがある。

オイラとしては、3曲目のような丁々発止のインタープレイを期待するけど、インプロビゼイションよりもトータルで自己の楽曲世界を創造することに重点があって、だからこその完成度だ。
2曲を除いて全てオリジナル。トータルで飽きの来ない、長く楽しめそうな、利用シーンの多そうな素敵なアルバム。

今回のアルバムでは、特にギター チャールズ・アルトゥラの存在感の光ってる。
アイグスティとの相性もバッチシだし、ちょと今後も追いかけたいギタリストだ。

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