Dave Holland

Pat Metheny, Dave Holland, Roy Haynes / Question and Answer / 1990 パット・メセニー, デイヴ・ホランド, ロイ・ヘインズ / クエッション・アンド・アンサー / No,4020 Legendary Series / Dave Holland デイヴ・ホランド / No.003

前期絶頂期のメセニーが、ホランドとヘインズをそのパートナーに
グルーヴした完璧な記録。
A perfect record of Metheny at the height of his early career, grooving with Holland and Haynes as his partners.

Pat Metheny, Dave Holland, Roy Haynes / Question and Answer / 1990

Guitar, Producer – Pat Metheny
Bass – Dave Holland
Drums – Roy Haynes
Written-By – Pat Metheny (Tracks: 2 to 4, 6, 9)
++++++++++++++++++++++++++++++++++
JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Dreamy / ドリーミー度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

レジェンダリー・シリーズ ≪デイヴ・ホランド編≫、
今日紹介のアルバムは、1990年のアルバム。

パット・メセニー、デイヴ・ホランド、ロイ・ヘインズというトリオでの作品。
グラミーの常連、パット・メセニーだけど、この作品も1990年のベスト・インストゥルメンタル・コンポジション賞を獲得している。

メセニーは、87年 “ Still Life (Talking) ” 、
89年 “ Letter from Home ”
とミラクル・ヒットをぶっ飛ばし、乗りに乗ってるところでの、この原点回帰的アルバム。
こちらでも、実力を遺憾なく発揮してジャズファンをノックアウトした。

じつは、こういう事情だったらしい ↓

PMGとしてのレコーディングとツアーが終了した1989年12月にパットは気分転換に何かシンプルな演奏をしてみたいと思い立ち、クリスマス直前の数日間とれたオフを利用して、旧友であるデイヴ・ホランド、ロイ・ヘインズに声をかけ、録音目的でなく、ただ楽しむためにリハーサル・スタジオを押さえたそうです。しかし、たまたまパワー・ステーション(NYCにあるレコーディング・スタジオ)が一日だけ空いたため、そこに移動して演奏したといいます。みんな小さなクラブでギグっているような雰囲気での演奏でしたが、偶然にテープが回っていたため、こうして記録物として残すことができたようです。(ライナーノーツより – 雨の日にはJAZZを聴きながらから抜粋)

グループでの活動の多かった時期、うって変わっての どジャズ。
しかしながら、どこまでも澄み切ったメセニーの音色。
よどみのないメロディとフレーズ。

デイヴ・ホランドとロイ・ヘインズの強力なリズムワーク。
そして怒濤のグルーヴ。

もう、好きでたまらないアルバム。
この時、3年連続のグラミー・ウィナーは、ダテじゃない。
(これまでにメセニーは、20のグラミー受賞、ノミネート37回、ワォ!)

前期絶頂期のメセニーが、ホランドとヘインズをそのパートナーに
グルーヴした完璧な記録。

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