Drummer's albums

Gerry Gibbs / Songs From My Father / 2021
ジェリー・ギブス / ソングス・フロム・マイ・ファーザー / No,4039

ジェリー・ギブスが、ヴィブラフォンのレジェンド父テリー・ギブスに捧げたアルバム。チック・コリアも参加。
Gerry Gibbs dedicated this album to his father Terry Gibbs, a vibraphone legend. Chick Corea also participated.

Gerry Gibbs / Songs From My Father / 2021

Drums, Arranged By – Gerry Gibbs
Percussion – Gerry Gibbs (Tracks: 1 to 3, 5, 6, 8, 9, 10, 11, 13 to 15, 17, 19)
Composed By – Terry Gibbs (Tracks: 1 to 18), Chick Corea (Tracks: 19)
Vibraphone – Terry Gibbs(Tracks: 9)
Bass – Buster Williams (Tracks: 1, 5, 9, 11, 15), Christian McBride (Tracks: 4, 7, 9, 12, 16, 18), Ron Carter (Tracks: 3, 6, 9 13, 19)
Percussion– Kyeshie Gibbs (Tracks: 1 to 9)
Organ – Larry Goldings (Tracks: 2, 8, 9, 10, 14, 17)
Piano – Chick Corea (Tracks: 3, 6, 9, 13, 19), Geoff Keezer (Tracks: 4, 7, 9, 12, 16, 18), Kenny Barron (Tracks: 1, 5, 9, 11, 15), Patrice Rushen (Tracks: 2, 8, 9, 10, 14, 17)
++++++++++++++++++++++++++++++++++
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆
Latin Flavor / ラテン度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

きのうのアルバムから、チック・コリア繋がり。
きょうのアルバムは、2021年のジェリー・ギブスの話題作。
なんせ、2021年2月に急逝したチック・コリアが参加している。

ジェリー・ギブスは1964年生まれのドラマー。
父親はジャズ・ヴィブラフォンの伝説的バンドリーダーであるテリー・ギブス。
タイトルからも分かるように19曲中18曲がテリーの曲であり、父親へ捧げられたアルバムとなっている。

また、9曲目タイトル名でも分かるチックへのオマージュ “ Hey Chick ” では、
1961年のテリー・ギブスのヴィブラフォン音源のサンプリングを使って、父との共演も行っている(原曲タイトルは“Hey Jim”)。

また、ラスト曲は、なんとチック・コリア作でタイトル名 “ Tango for Terry ” と粋なことをやっている。

ゲストが、じつに豪華で、
ベースにロン・カーターが5曲、クリスチャン・マクブライドが6曲参加。
そしてピアノが、
チック・コリアが5曲、ケニー・バロンが5曲、パトリース・ラッシェンが6曲参加。
そしてオルガンで、ラリー・ゴールディングスが、6曲参加している。

19曲と2枚組な内容ながら、豪華なメンバーを聴き比べてるだけでも楽しいし、
何といってもチック・コリア参加作が、沈鬱な内容なワケがない。

スパニッシュ風味、ラテン・フレーバー、
おまけに、オルガンのファンキーさまで加わっていて楽しさ満載だ。

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