Bernardo Monk Orquesta / Atípico / 2019年
ベルナルド・モンク・オルケスタ / アチピコ / No,2056
きょうもダーシー・ジェームス・アーギューでいこうと思ってたんだけど、
ラージ・アンサンブル、なかでもダーシーは連続では濃厚過ぎかなと思い直し、毛色の変わったオルケスタ(オーケストラ)にすることに。
じつは、この人のことは、たまたまモンク関連を漁ってて発見した。
ベルナルド・モンク・オルケスタってモンクを演奏するオーケストラかなと、違った。
ベルナルド・モンク、ブエノスアイレス出身のサックス奏者。
バークリー音楽学校で学び、ラージアンサンブルにて母国のタンゴを探求。
ジャケットかっこいい。バンドネオンとサックスの複合サイバネティク!
最初は、サックスが鳴っていることに気づかない。
サックスを強くスタッカートさせることでバンドネオンとの親和性を高めたサウンドがこの人の特徴だ。
やはりタンゴの伝統を活かし、管楽器よりは、弦楽器とバンドネオンの目立つアンサンブル。ソロのパートでは、ベルナルドけっこうジャズっぽく吹きまくってるけど、全体としてまったく違和感ない。
バンドネオンと弦楽器が絡んだタンゴの旋律は、否応なくノスタルジックでロマンティックな空気を醸すけど、サックス奏者ベルナルド・モンクによる現代タンゴへの新たな挑戦は始まったばかり。
たまにはタンゴもいいね。
Saxophone – Bernardo Monk
Piano – Adrián Enríquez
Bass – Manuel Momo
Guitar – Martín Wainer
Bandoneon – Bruno Ludueña
Bandoneon – Daniel Ruggiero
Violin – Juan de la Cruz Bringas
Violin – Elena Buchbinder
Violin – Damián González Gantes
Violin – Matias Grande
Violin – Lucia Herrera
Viola – Scot Moore
Cello – Paula Pomeraniec
A la pista – Bernardo Monk Orquesta Tipica
Pentatonico – Bernardo Monk Orquesta Tipica