UK Jazz

Mark Kavuma / Kavuma / 2018
マーク・カヴューマ / カヴューマ / No.4200

UKシーンから、また驚きのスター、マーク・カヴューマ!
From the UK scene, another surprise star, Mark Kavuma!

Mark Kavuma / Kavuma / 2018

Trumpet – Mark Kavuma
Bass – Connor Chaplin
Drums – Kyle Poole
Saxophone – Mussinghi Brian Edwards, Ruben Fox
Guitar – Artie Zaitz (Tracks: 2,3,4)
Piano – Ruben James (Tracks: 1,2,3,4,5,7)
Composed By – Mark Kavuma (Tracks: 1,3,4,5,7)
++++++++++++++++++++++++++++++++++
JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Bebop style / ビバップ度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

きのうまでの空気とはうって変わって、今日は夏に逆戻りしたかのようなサウンドをUKから。
今日のアルバムは、アフリカはウガンダ出身のトランぺッター、マーク・カヴューマ2018年のデビューアルバム。

マーク・カヴューマは、以前紹介した
2000年に設立したロンドンの音楽慈善団体“Kinetika Bloco”(キネティカ・ブロコ)の出身。UKジャズ発展のかげにはキチンとワケがある。すばらしい。

これね、ぶっ飛んでるよ!
もう、リー・モーガンとアート・ブレイキーの時代にタイムスリップしたかのようなバリバリのバップ・サウンド。

トランペット&サックスの2管に加えギターが3曲加わってる。
スタンダードが2曲で、あとはオリジナル。
勢いと熱量、明るさと楽しさに、ぶっ飛ぶ。

もう全曲、ニヤニヤのしっぱなし。
そして「いぇ〜い!」と掛け声かけたくなること間違いなし。

マーク・カヴューマ、楽しい曲書くね。
そして、カイル・ポールの太鼓(ドラムではなく太鼓と表現したくなる)の音がまた最高!

これ、ちょっと嫌なことあった時とかでも爆音でかけると気分が確実にあがること請け合いの最高にご機嫌な1枚だ。

昔のスタイルだからいいのではなく、
いろんなスタイル(しかも飛びきり活きのいいの)が、次々と生まれてくるシーンこそが最高だ。


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