Guitar player's albums

David Gilmore / From Here to Here / 2020年
デヴィッド・ギルモア / フロム・ヒア・トゥ・ヒア / No,3022

多彩なアイデア、豊富なリズムワーク、卓越の技で飽きさせないクリス・クロス・レーベル有終の美を飾るデヴィッド・ギルモアの1枚。

Guitar – David Gilmore
Piano – Luis Perdomo
Bass – Brad Jones
Drums – E.J. Strickland
++++++++++++++++++++++++++++++++++
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆

昨日は、ダリオ・キャッゾリーノのええ湯加減なギターをお届けしたけど、本日はガッツリとコンテンポラリーなギターを、デヴィッド・ギルモアだ。

1曲目重たいピアノとベースのイントロからのアップテンポの4ビートでガツーンと来る。2曲目もご機嫌。3曲目のトリッキーな変拍子が、複雑なキメがまたカッコ良し。

4曲目アコースティックで聴かせて、その後はエフェクター多用のギターとエレベな展開。7曲目のビル・エヴァンス “ Interplay ” がまたご機嫌。

エレクトリック&アコスティック取り混ぜての展開や、4ビート&変拍子、トリッキーなリズムとアイデア豊富で最後まで一気に聴かせて飽きさせない。

メンバー各自のカッコよさも、バンドとしての調和バランスも申し分ないし、いやいやこれ名盤ですよ。

メンバーは、ピアノがルイス・ペルドモ。ベースにブラッド・ジョーンズ。そしてドラムが前作でも組んだE.J.ストリックランド。

ところで、このアルバムのレーベルである “ Criss Cross” オーナーのジェリー・ティーケンスが2019年10月31日急逝し、この作品が最終作品となったらしい。ん〜寂しいですね。スジの通ったレーベルなのに。

よし、オイラが買いとるか!なんつて。

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