北欧のチューバ奏者ダニエル・ハースケダール、旅のはじまり。
Scandinavian tuba player Daniel Haskedahl, the beginning of his journey.
Daniel Herskedal / Slow Eastbound Train / 2015
Tuba, Bass Trumpet, Composed By – Daniel Herskedal
Percussion – Helge Andreas Norbakken
Piano – Eyolf Dale
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Degree of
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Nostalgic / ノスタルジック度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆☆
Melancholy / メランコリー度 ☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
急に寒くなってきた。
ついつい北の音楽を思いを馳せる。
北欧のチューバ奏者ダニエル・ハースケダールなんていかがでしょ。
安直ですか、そうですね。
このアルバムは、旅をテーマにした3部作の第1作目でもある。
そのタイトルも“ Slow Eastbound Train ” ジャケット写真も車窓から撮られたものだろうか。
チューバ奏者のハースケダールは、バス･トランペットというめずらしい楽器も吹きこなす。
いずれも、なにか郷愁を誘うような素朴でオーガニックな響きがする。
旅で出会ういろんな光景、人々、その土地ならではのエキゾチックな音楽、
そしてノスタルジー。
深まる秋、そして冬への序曲。
静謐で、寂寥とした空気ながら、押しつけがましくないほのかな優しさが漂う。
週の真ん中だけど、クワイエット。
東へと向かう各駅停車の列車に揺られて、あてもなく出かけてゆきたい。
旅に出たい気持ちはあれど出られない、そんなアナタと私に。
