月曜日のブラッドメルドー

ケースの出し入れがめんどくさいCDだけどね / 月曜日のブラッド・メルドー

Metheny Mehldau / Pat Metheny, Brad Mehldau / 2006年
メセニー・メルドー / パット・メセニー, ブラッド・メルドー / No,2159f:id:kingt4nikola:20200606184422j:plain

さて、月曜日。
ひさびさ大御所 ✕ 大御所の作品を。

実はこの作品で、オイラ初めてブラッド・メルドーを知った。

オイラ、マイルス・デイヴィスの死後(1991年)あたりから急速にジャズから遠ざかり、年に2・3枚メセニーやビッグネームなアーティストのCDを買うくらいのしょぼいジャズ好きと成下がってた。

ブラッド・メルドーの初リーダー作は1995年なんで、登場から10年以上たってやっとその名を知ったことになる、あ〜残念。

この作品リリース時には、すでにメルドーの名は世界に知れ渡ってたはずだけど、
オイラ「だれだこのピアノ〜凄げ!」て驚いてた。

あらためていま聴くとやっぱり凄いけど、メルドーは憧れのメセニー先輩に気を遣って、十二分にメルドーらしさを発揮していないような気もする。
ま、それでも楽しいアルバム、2人の美しい世界、個性が混ざりあった名盤。

メセニー世界を聴くつもりでこのアルバムに接したら、期待を裏切られることはない。

基本、2000年以降のジャズを取り扱うと宣言した弊ブログだけど、じつはオイラの最も好きな(てか、みんな大好き)ミュージシャンが、ブラッド・メルドーだ。

1987年にジャコ・パストリアスが亡くなり、1990年にアート・ブレイキー、そして1991年にマイルス・デイヴィスが逝く。ジャズが死んだと言われる時代に登場し、ひとり現代ジャズの屋台骨を背負って立ったのがブラッド・メルドーだ。つまり1991年にレコーディング・デビューしたメルドーのキャリアそのものがコンテンポラリー・ジャズの状況を映し出していると言っても過言ではない。

そんなわけで、大物すぎてあまり取り上げて来なかったメルドーを週イチくらいで取り上げようと思っている。題して月曜日のブラッド・メルドー。

Degree of
Crispy / 爽やか度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度☆
Visual / 映像度 ☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
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Guitar, Producer – Pat Metheny
Piano – Brad Mehldau
Bass – Larry Grenadier
Drums – Jeff Ballard
Written-By – Mehldau (tracks: 1, 5, 9), Metheny (tracks: 2 to 4, 6 to 8, 10)


Brad Mehldau & Pat Metheny – Unrequited


Metheny & Mehldau – Jazzaldia Festival – The Sound of Water

Metheny Mehldau

Metheny Mehldau

  • ブラッド・メルドー & パット・メセニー
  • ジャズ
  • ¥1630
メセニー・メルドー

メセニー・メルドー

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