Nduduzo Makhathini / Modes Of Communication: Letters From The Underworlds / 2020年
ンドゥドゥーゾ・マカティニ / モーズ・オブ・コミニュケーション：レターズ・フロム・ジ・アンダーワールズ / No,2148
月・火・水とカマシ・ワシントンを紹介した。
カマシと言えば、スピリチュアル。スピリチュアルと言えば最近ちょっと変わったこんな人がいたんだった ンドゥドゥーゾ・マカティニ。
ンドゥドゥーゾ・マカティニ、ンで始まる名前はアフリカ独特。
彼は、ブルー・ノートが80年の長い歴史の中でも初めて契約した南アフリカのピアニストだ。
なんと彼、ホンモノの祈祷師。ド・スピリチュアル !!!
まがいものや、ただのかぶれではない。
南アフリカに伝わるサンゴマ（Sangoma）と呼ばれる伝統的な祈祷師の肩書きも持つ。彼の価値観は偉大な祈祷師であった祖母の影響を受けており、音楽にもそうしたスピリチュアルな側面が表れている。彼にとって作曲の過程はサンゴマのヒーリングにも似ていて深い瞑想の末にアウトプットされたものがこの独特な音楽なのだ。
でもね、明らかにコルトレーンやマッコイ・タイナーに影響を受けたようなピアノではあるけど、そこまで濃いゴイとしたスピリチュアルでもない。もっと呪術的なドロドロ（どんな思い込みよ?!）としたサウンドかと思ったらそうでもなかった。
サックスには、あのローガン・リチャードソンが起用されてるけど、
他のミュージシャンは、南アフリカの長年のバンドメンバーのようだ。
自分たちのサウンドを徹底して追求してる感じが伝わってくるし、ローガンもまた彼らのカラーに合わせたプレイをしている。
多分好きになるひと結構多いと思うよ、ンドゥドゥーゾのピアノ。
またまた、楽しみな逸材がブルー・ノートに。
Degree of
Conceptual / コンセプチュアル度 ☆☆
Spiritual / スピリチュアル度 ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Aflo Beat / アフロ度 ☆☆☆
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Piano – Nduduzo Makhathini
Alto saxophone – Logan Richardson
Tenor saxophone – Linda Sikhakhane
Trumpet – Ndabo Zulu
Bass – Zwelakhe-Duma Bell Le Pere
Drums – Ayanda Sikade
Percussion – Gontse Makhene
Vocals – Msaki, Nduduzo’s wife Omagugu Makhathini
Background vocals – Nduduzo’s children Nailah, Thingo, and Moyo
Unyazi – Nduduzo Makhathini’s Letters From The Underworlds Project (Live at the Blue Note NY)
Acknowledgement (John Coltrane) Nduduzo Makhathini with Letters from the Underworlds Collective
Modes Of Communication: Letters From The Underworlds
- アーティスト:Nduduzo Makhathini
- 発売日: 2020/04/03
- メディア: CD
