Grammy Awards

とてつもなく美しいお経のようなラップの入った “ Ebony and Ivy ” が白眉。by オイラ


Esperanza Spalding  /  Emily’s D+Evolution  /  2016年
エスペランザ・スポルディング  /  エミリーズ・D + エヴォルーション  /  No,1143

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さて、週末コンフォートもカリーム・リギンスつながりで。

弱冠20歳のときに名門バークリー音楽学院の教壇に立ち、かのパット・メセニーの講師の学院最年少記録を塗り替え、2011年のグラミー最優秀新人賞を受賞した、

才媛。
いまや大人気。あっちこっちから客演依頼の止まぬ
エスペランザ・スポルディングの5枚目なり。

 

自身の骨太なベースラインを中心に、ギターサウンドを主軸に据えた
シンプルな構成のまるごと歌ものアルバム、これが凄い。

1曲目、なんだかアヴァンギャルドな予感に、
ついていけないかも、絶対歌えないしこれ、と不安になる。

でも、次から次と聴いたことない世界が飛び出してきて、
心を鷲づかみにされる。
シンプルな構成なのに豊かな音空間。

まるで、素敵な短編集を読むような、
オムニバス映画を観るような。
どの曲も、驚きと多幸感のシャワー。

言い尽くされた言葉だけど、
エスペランザというジャンルとしか言いようのない音世界。

どれも素敵な曲だけど、
とてつもなく美しいお経のようなラップの入った “ Ebony and Ivy ” が白眉。

もう、繰り返し聴きたくなる名盤なり!

Vocals,Bass  – Esperanza Spalding
Written-By – Esperanza Spalding (tracks: 1 to 11, 13, 14)
Backing Vocals – Corey King (tracks: 1, 2, 5 to 7, 12 to 14)
Backing Vocals – Emily Elbert (tracks: 1, 6, 12, 14)
Backing Vocals – Nadia Washington (tracks: 2, 5, 7, 13)
Drums – Justin Tyson (tracks: 1, 6, 11, 12, 14)
Drums – Karriem Riggins (tracks: 2 to 5, 7, 8, 10, 12, 13)
Guitar – Matthew Stevens


Esperanza Spalding: Ebony and Ivy | NPR MUSIC FRONT ROW


Esperanza Spalding Presents: Emily’s D+Evolution – Unconditional Love (101.9 KINK)

 

 

Emily's D+Evolution (+ 1 Bonus Track)

Emily’s D+Evolution (+ 1 Bonus Track)

 

 

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