ベーシスト、それからドラマーの聴き比べが楽しいベテランサックス奏者ロン・ブレイクの1枚。
This is an album by veteran saxophonist Ron Blake that is fun to listen to with different bassists and drummers.

Ron Blake / Sonic Tonic / 2005
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone, Flute – Ron Blake
Bass – Christian McBride (tracks: 1,2,3,4,5,6,8,11)
Bass, Electric Bass – Reuben Rogers (tracks: 3,7, 8,10)
Drums – Chris Dave (tracks: 1, 4, 5, 8), Greg Hutchinson (tracks: 10), Terreon Gully (tracks: 2, 3, 6, 7, 11)
Guitar – David Gilmore (tracks: 2, 3, 7,10)
Flugelhorn – Sean Jones (tracks: 8)
French Horn – Vincent Chancey (tracks: 4)
Percussion – Gilmar Gomez (tracks: 1-4, 1-8)
Piano, Keyboards, Organ, Electric Piano – Michael Cain
Trombone – Josh Roseman (tracks: 4, 6, 8)
Tuba – Marcus Rojas (tracks: 1-4)
Arranged By – Me’Shell NdegéOcello, Ron Blake
Producer – Me’Shell NdegéOcello
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Spiritual / スピリチュアル度 ☆
R&B feeling / ソウル度 ☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
きょうは、ベテランサックス奏者ロン・ブレイクのアルバムを紹介。
昨日紹介ロバート・グラスパー・エクスペリメント ” Black Radio ” でドラム叩いてるクリス・デイブとゲスト出演してたミシェル・ンデゲオチェロがプロデュースしているというアルバム。
その他のメンツでは、クリスチャン・マクブライドとリューベン・ロジャースがベース、いいぞ!
ドラムでもう2人、グレッグ・ハッチンソン(1曲)とテリオン・ガリーとこちらも楽しみ。
ギターでデヴィッド・ギルモア、フリューゲル・ホルンのショーン・ジョーンズなどなど、彼のキャリアを物語るそうそうたるメンバーが名を連ねてる。
1曲目の歌うようなクリス・デイブのドラミングとサックスの絡みが素晴らしい。
そして2曲目は、デヴィッド・ギルモアのギターとロン・ブレイクのサックスがユニゾンでキメて、テリオン・ガリーのキレキレな4ビートがカッコいい。
中盤から8曲目くらいまでラテンよりな雰囲気が濃くなり、テリオン・ガリーが活躍。
9曲目はピアノとのデュオでしっとり聴かせて10曲目もアンビエント。
11曲目は、1曲目と同曲をテリオン・ガリーでエンディング。
ミシェル・ンデゲオチェロのアレンジがひかり、
鉄壁のリズム隊、2人のベーシスト&3人のドラム聴き比べが楽しい。
そしてメロディアスなロン・ブレイクの楽曲。味わいポイントの多い良盤だ。