
“ Modern Drummer誌 ” 、2018年 “ No.1 Up-Coming Drummer ” に輝いたドラマージョナサン・バーバーの自主制作初リーダー作品。
さて、USに帰ろう。活きのいいドラマーみっけた!
その名は、ジョナサン・バーバー。
リリース時29歳で、すでにパット・メセニー、ニコラス・ペイトン、テラス・マーティン、ケニー・バロン、カート・エリング、ステフォン・ハリス、エリカ・バドゥなどのアーティストとレコーディングおよび世界各地でのツアーを行っている。
メンツを紹介するとピアノのテイバー・ゲーブル、ギターのアンドリュー・レンフロウ、サックスのゴッドウィン・ルイス、ベースのマット・ドウォンズィックという布陣。
テイバー・ゲーブルとゴッドウィン・ルイスは、
こちらのアルバムに2人が参加してる。ゴッドウィン・ルイスについては、結構いっぱい紹介してきた。こちらが、圧巻のリーダー作品。
いずれも同世代若手の有望株といったところかな。
さてこのアルバムだけど、なかなかいい。
なんといってもジョナサン・バーバーのドラムが小気味良いし、ボーカルというかコーラス入りの曲もあって、結構親しみやすい。
コンテンポラリー度高めなジャズなんだけど、ロバート・グラスパー路線というか軽快なサウンド。さほどインプロビゼーションに重点がないというか、いや、オイラの耳がドラムばっかり追っかけるからそう聴こえるのかも知れないけど、全編を通し “ Nefertiti(ネフェルティティ)”のように聴いてしまう。それほど心地よくてサロン的。シャレオツ度高し。
(Nefertiti ; マイルスの美しい名曲、マイルスもショーターもハンコックもソロはとらずリフを繰り返し、トニーのドラムだけが後半暴れまわる)
ジョナサン・バーバーは、ずっと追いかけることになりそう、楽しい!
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Dreamy / ドリーミー度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆
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Drums – Jonathan Barber
Piano – Taber Gable
Guitar – Andrew Renfroe
Saxophone – Godwin Louis
Bass – Matt Dwonszyk
Vocals – Denise Renee, Sasha Foster