Pianist and Keyboard player's albums

Chick Corea / The Vigil / 2013
チック・コリア / ザ・ヴィジル / No.3267

72歳チック・コリアの飽くなき創作意欲が炸裂!
At 72 years old, Chick Corea’s insatiable appetite for creativity is exploding!

Chick Corea / Vigil / 2013

Synthesizer, Piano, Producer, Written-By – Chick Corea
Acoustic Guitar, Electric Guitar – Charles Altura
Bass – Hadrien Feraud, Stanley Clarke (Track: 8)
Drums – Marcus Gilmore
Percussion – Pernell Saturnino (Track: 1 to 3)
Saxophone – Ravi Coltrane (Track: 6)
Soprano Saxophone, Tenor Saxophone, Flute, Bass Clarinet – Tim Garland
Vocals – Gayle Moran Corea (Track: 5)
Producer – Chick Corea
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

さて、大物続きでチック・コリアいってみよう。このアルバムは、2013年のアルバム。

リリース時2013年チック・コリアは御年72歳。
そのエネルギッシュな創作意欲、そしてにわかに信じがたいパフォーマンスの高さには、ただただ脱帽だ。
そして、このアルバムが素晴らしいのはチック・コリアが、ただ「昔の仲間と演ってます」ではないところ。

アルバムのデザインから、リターン・トゥ・フォーエヴァー “ Romantic Warrior ” を彷彿とさせるが、もろエレクトリック・チック・コリアだと思えばいい。スタンリー・クラークが何らかの形で絡んできた。そして、チック・コリア・エレクトリック・バンドの時は、ジョン・パティトゥッチ

メンバーは、ベーシストに次代のジャコ・パストリアスとも言われるアドリアン・フェロー。
そして、ギターにチャールズ・アルトゥラ、ドラムがマーカス・ギルモア、サックスにティム・ガーランド、パーカッションのパーネル・サトゥルニーノという基本構成。

それに、1曲だけベースのスタンリー・クラーク、サックスのラヴィ・コルトレーン、ヴォーカルでチックの奥さんゲイル・モラン・コリアが参加している。

オープニングからカッコいい。
ガーランドのソプラノ、そしてギルモアのドラムの音、堪らない。

2曲目は、得意なスパニッシュ調。ギターのアルトゥラ、スゲ!
3曲目も軽快な6拍子でアフリカンな空気。後半のリズムチェンジやソロの交換、ドラムソロでこれまた◎。
つぎは、アコースティックでしっとり演って、5曲目ヴォーカル曲で小休止。

アドリアン・フェローのベースもさすがに凄くて、スタンリー・クラークやジョン・パティトゥッチに勝るとも劣らない内容で感服。

6曲目 “ Pledge for Peace ” は、いつになくチックがスピリチュアルなピアノを弾いて、ラヴィ・コルトレーンのテナー炸裂。この曲はなんとサブタイトルが “ A prayer inspired by John Coltrane ” 、煽るぜ、熱いぜ。

その後は、また基本メンバーでの快演。
鉄壁なリズム陣に、サックスもギターも言うことなし。
リーダーのチックも若返って溌剌&壮快なプレイ。
いや〜いいアルバム。

このアルバムの続編的なものが聴けなかったのが返す返すも残念で仕方ない。

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