Grammy Awards

Chick Corea Trio / Trilogy / 2014
チック・コリア・トリオ / トリロジー / No,4042

後期チック・コリアの金字塔と言っていいピアノ・トリオの名盤。
A great piano trio album that can be called a milestone of late Chick Corea.


Chick Corea Trio / Trilogy / 2014

Piano, Producer – Chick Corea
Bass – Christian McBride
Drums – Brian Blade
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆☆
Latin Flavor / ラテン度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

さて、はからずもチック・コリア1周忌ウィークとなった今週だけど、
きょう金曜日トリに選ぶのは、チック・コリア・トリオの “ トリロジー ” 。

理由は、この “ トリロジー ” は、近年のチックの活動の中でも、
もっともオイラが好きなユニットだから。
同窓会的アルバム(それはそれでワクワクするのだが)とは違うし。
もっともセッション性が高くスリリング。
シンプルな構成ゆえ3人のインタープレイが、ダイレクトに感じとられる。

すでに “ トリロジー2 ” については紹介済みなんで、きょうのはファーストの方。
2014年の作品、
第57回グラミー、ベスト・ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞、
そしてベスト・インプロヴァイズド・ジャズ・ソロ賞、2部門制覇のアルバムだ。

チック・コリアが、ベーシスト クリスチャン・マクブライドとドラマー ブライアン・ブレイドと行ったライブ・ツアーの記録。
2010年の北米ツアーと札幌公演、2012年秋~冬のヨーロッパ・ツアーから厳選したライブ盤だ。

毎度お馴染みのコール・アンド・レスポンスで盛り上げる “ Spain ” や、
チックの奥さんゲイル・モラン ヴォーカルの “ Someday My Prince Will Come ” は、
ご愛敬だけど、比較的硬派な内容3枚組で聴き応え満点。

まあ硬派といっても、チックの浮き立つような、跳ねるような晴れやかな音色でのインプロビゼーションが、沈鬱な気分を連れてくることはないので心配ない。
衰えることないチックのクリエイティヴと、恐るべき反応速度とインタープレイで答えるリズムの2人。

どこまで楽しく最上級のピアノ・トリオを堪能させてくれる。
グラミー2部門制覇は、ダテじゃない。
ちなみにベスト・インプロヴァイズド・ソロ賞は、6曲目 “ Fingerprints ” 。
(この曲、マクブライドのソロがまたゴイス〜!)

ディスク3には、30分の大作 “ Piano Sonata: The Moon ” もあり、
最初から最後まで横綱相撲。

時代によって色んな顔を見せる、いや同時期にも色んな顔を使い分ける天才だけど、
まさしく後期チック・コリアの金字塔と言っていいピアノ・トリオの名盤。

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