Drummer's albums

Brian Blade & The Fellowship Band / Season of Changes / 2008
ブライアン・ブレイド & ザ・フェロウシップ・バンド / シーズン・オブ・チェンジズ / No.4174

味わい深く胸に染みこむアンサンブルは、まるで極上の短編集!
The ensemble is so richly flavored and heartbreaking, it’s like a superb collection of short stories!

残念ながらSpotifyでは3曲しか聴けないけど、Youtubeとかなら全曲OK。

Brian Blade & The Fellowship Band / Season of Changes / 2008

Drums – Brian Blade
Alto Saxophone, Bass Clarinet – Myron Walden
Bass – Chris Thomas
Guitar – Kurt Rosenwinkel
Piano, Organ, Synthesizer, Electric Piano – Jon Cowherd
Tenor Saxophone – Melvin Butler
Producer – Brian Blade, Jon Cowherd
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Fantastic / ファンタジック度 ☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

きのうは、ラージアンサンブルの若き才能ファビア・マントウィルを紹介したけど、本日はうって変わって味わい深い大人のアンサンブルを同じくギタリストのカート・ローゼンウィンケル参加アルバムよりブライアン・ブレイド & ザ・フェロウシップ・バンドチョイス。

2008年リリース、ブライアン・ブレイド & ザ・フェロウシップ・バンドのアルバム。

バンドメンバーは、もちろんドラムスのブライアン・ブレイドに、
アルト・サックス、バス・クラリネットのマイロン・ウォルデン。
テナー・サックスで、メルヴィン・バトラー。
ベースのクリストファー・トーマス。
ピアノ・シンセが、ブレイドとともにプロデュースを務めるジョン・カワード。
そしてギターが、カート・ローゼンウィンケルという布陣。

このバンドは、1997年に結成されて、このアルバムは3枚目。
2000年の“Perceptual”より、ギターがジェフ・パーカーからローゼンウィンケルへと代わった。

ラージアンサンブルではないけど、
2管&ギター&シンセという構成で、それはすれはすばらしいアンサンブルを堪能できる。

晩夏、あるいは秋の似合う大人のストーリー。
それぞれの楽曲が深く胸の染みこむ。まるで極上の短編集。

9曲中6曲がブレイド作で、残りがジョン・カワードだ。
それにしてもブライアン・ブレイドは、メロディックで素敵な曲を書く。
単なるジャズ職人としてのドラマーは明らかに違う。

ノラ・ジョーンズのサポートをデビュー以来続けているのも、
そこらへんのソング・ライティングに関する高い感性を持っているせいかもしれない。

そして、このアルバムでは楽曲を重視してか、いつもよりも全体に寄り添うようなドラミングで、まったく目立とうとしてない。
目立とうとしてないのに、ブレイドらしさが際立っているという気品、素晴らしい。

前回のアルバムでは存在感の薄かったローゼンウィンケルも、
今作では非常に貢献度が高く、いい仕事してる。

いや〜味わい深く、沁みる大人のアンサンブル。
ドラマーが紡ぐ9つのストーリーは、じつに雄弁。

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