Aaron Goldberg / The Now / 2015年
アーロン・ゴールドバーグ / ザ・ニュー / No,2118

ブラジル週間終わってNYに戻る。
きょうは、アーロン・ゴールドバーグ。
アーロンについては、以前一枚だけ紹介しただけだった。
でも、参加アルバムとしては、何枚も紹介してる実力者。
前回紹介の “ Home ” 同様、ベースのリューベン・ロジャース、ドラムのエリック・ハーランドとのトリオ。
そしてラスト曲だけ、カート・ローゼンウィンケル入ったお楽しみ付きというナイスな内容だ。
意外としっとりめの曲が中心で落ち着いた雰囲気。
ていうか今回もしっとめか。アーロンのピアノは優しく流麗で、
そのまんま挑戦的な曲でもサラリとこなし、いつでも軽やかで美しい。
トリオとしての互いの息もぴったりだし、バラードからラテン、そしてトリッキーなリズムまで肩の力の抜けたリラックスした空気で信じられないクオリティの演奏。
幅広い選曲で楽しませてくれて、カートのラスト曲がまた沁みしみ。
“ Home ” も大好きなアルバムだけど、こちらもまた甲乙つけがたい内容。
これまた傑作。
正統派な現代ジャズ・ピアノトリオならアーロン・ゴールドバーグは外せない。
Piano – Aaron Goldberg
Bass – Reuben Rogers
Drums – Eric Harland
guest:
Guitar – Kurt Rosenwinkel
Aaron Goldberg Trio Live at the EFG London Jazz Festival 2014