Ari Hoenig / Bert’s Playground / 2000年
アリ・ホーニグ / バート・プレイグラウンド / No,1159
ジョエル・フラーム以来、めずらしくメインストリームなところ走ってます。
ギラッド・ヘクセルマン繋がりで、
顔芸か!てくらい懸命な表情で叩くのが楽しいアリ・ホーニングのリーダー作。
(もっともヘクセルマンは2曲だけど)
なんかNYのライブハウスにまい込んだかのような(たぶん)雰囲気、
たのしめるよ。
もちろん、ドラマー主導な音ってのもオイラ的にありありだけど、
ホーニグの個性、リーダーシップに因るところは大きいかも。
ドラム好きにとっては、ホーニグの音を追っかけているだけで楽しいし、
お得意の、ドラムだけでメロディーを奏でるトーキング・ドラムを
“ Round Midnight ” で披露してておもしろい。
5曲は、ジョナサン・クライスバーグがギター弾いてて、
こちらもなかなか素晴らしい。
クリアで温かなサウンド、これぞジャズ・ギターなフレージング。
巧みなコードワークと、ピッキングのバランス。
ジャズ・ギターの教科書。
あと、サックスでクリス・ポッターが参戦してるのが大きいかな。
NYのライブの雰囲気をご自宅で。
Drums – Ari Hoenig
Alto Saxophone – Will Vinson (tracks: 3, 7)
Tenor Saxophone – Chris Potter (tracks: 1, 4, 9)
Bass – Matt Penman (tracks: 1, 3, 4, 7, 9 )
Bass – Orlando Le Fleming (tracks: 2, 6, 8, 10)
Guitar – Gilad Hekselman (tracks: 2, 10)
Guitar – Jonathan Kreisberg (tracks: 1, 3, 4, 6 to 9)
Ari Hoenig – Moment’s Notice
Ari Hoenig Quartet w/ Chris Potter “Bert’s Playground” Live at Smalls 2007