Chris Morrissey / North Hero / 2013年
クリス・モリッシー / ノース・ヒーロー / No,1125

GW終わりましたね、うしし。
それでは通常営業に戻りましょう。
大好きなマーク・ジュリアナのドラムが聴きたくて、
このアルバムをチョイス。
マークの盟友ベースのクリス・モリッシーのリーダーアルバム。
全曲クリスの自作だ。
コンテンポラリーど真ん中だけれど、
なにか軽快さというか若さというか、爽やかさが漂う。
「モリッシーは、無意識のスタイル・ベンダーだ」
というニューヨーク・タイムズの言葉は、
このアルバムの音が、ジャズとポップスあるいはロックの
橋渡し的存在と言いたいのだろう。
ジャズとロックがうまく融合されてると。
たしかに2013年には、そう感じられたのかもしれない。
しかし、いまとなっては、
ジャズの王道をいっているようにオイラには聴こえる。
常識も変化しているのか、オイラの耳が変わったのか。
それから、
なんつってもアーロン・パークスのピアノがのびのびしていて、
全体的にリラックスした楽しさが伝わってくるのがいい。
ガツーンと来るような激しい曲はないけど、
アルバムとして、上手くまとまってるし、
くりかえし聴いて気持ちのいいアルバム。
リーダー作品でも、ベーシストに徹しているクリス・モリッシーの、
コンポーザーとしての魅力が十分に伝わってくる。
Bass, Composed By – Chris Morrissey
Alto Saxophone – Mike Lewis
Drums – Mark Guiliana
Piano – Aaron Parks